神のみぞ知るセカイFLAG.24 感想とか元ネタとか

FLAG.24「地区長、地獄を語る。」
10/13追記
☆若木先生によるFLAG24解説
10/13:FLAG24「地区長、地獄を語る。」
・イラストはハクア
・地獄の設定の補足
→地獄というのは、死んだ人間の魂が行き着く場所でしかない(冥界)
→悪魔的な概念は後から発生。
→地獄が悪魔的なものになったのは冒頭のナレーションであったように人間の「悪のエネルギー」を利用するため。
→新悪魔に代替わりして、エネルギーはクリーンなものになったと思われる。
→地獄全体のシステムの詳細については、物語上必要でなかったので、省略。
→アルバの時の反省もあり、この物語の設定や伏線は極めてひっそりと配置されています。ハクアが何か話すたびに、少しずつ地獄のシステムについてわかっていきますが、難しいこと知らなくても、支障ないです。気にする人だけひっそりと楽しんでください。
とのこと。

・ココマは消防車に夢中なエルシィ。
・ココマ2は例の「タッチ」パロディ。
→パロディは書いている作家に一応話を通す。
→読み切りでまじっく快斗の単行本を出した時、ネタを使った訳でなく単なる単行本の表紙なのに、一応青山先生に話をしてオッケーをもらった。
→細部でも自分の好きなもので固めていきたい。
とのこと。

…久米田先生とか20代前半の頃から他のサンデー作品パロディしまくってたけど、あれも全部許可とってたんだろうか笑。留美子先生、あだち先生には可愛がってもらってるみたいなので関係は良好なんでしょうけど笑。
追記ここまで

よみましたっ
一応駆け魂設定説明の回ですけれど、まだまだ謎な部分が多すぎますっ
それを想像するのも楽しみの一つですけどねー。

今回は
①駆け魂&地獄の設定説明しながら学校探索~ハクアと桂馬の知的コンビの利点~
②桂馬のハクアへの対応~劇場での桂馬の行動の意図は?~
③桂馬の「触られるの苦手」設定の意味は?
④駆け魂や地獄の設定の謎

に注目して読みました。

☆ポイント1:駆け魂&地獄の設定説明しながら学校探索~ハクアと桂馬の知的コンビの利点~
設定説明って、難しいと若木先生もブログで書いていらっしゃいましたが。
イベントと話の断片から「考える」ことができる桂馬と、確実な情報をもたらしてくれるハクアというコンビは設定説明にうってつけですねっ。
ハクアと桂馬、お互いが持っている情報を総合して駆け魂が隠れているだろう場所を絞っていきます。

桂馬の「ゲームバカ」な一面のおかげで、硬いやり取り、シリアスになり過ぎないのもコメディとしてポイント高い。2Dキャラの桂馬&PCゲームの特典とおぼしきシーツカバーでの分かりやすい説明が神のみらしいです。

しかし、計画性なく学校をさまよってた(消防車に夢中になっていただけ)のエルシィが一番に駆け魂見つけてしまったのもなんだか意味深…。桂馬がバディになったことといい、今の彼女には「運」という最大の武器があるようです。


☆ポイント2:桂馬のハクアへの対応~劇場での桂馬の行動の意図は?~
負のエネルギーがあるところ、というわけでお化けの噂がある劇場へ向かう桂馬とハクア。
ちょっと恐怖心を抱いてるハクアを桂馬は突き放します。
ハクアがびびってることを見抜くなんて桂馬には朝飯前でしょうから、ハクア独りを劇場内に行かせようとしたのは、ハクアに「駆け魂を捕まえていないこと」を告白させるという意図があったと考えて間違いないでしょう。(現に入り口までは一緒についてきてるわけだし、単に嫌なだけなら「ボクは行かない」と宣言する必要はない。)

92ページの
「お前はもう、10匹も駆け魂捕まえてるんだろ?」
の後の桂馬の表情、ハクアの告白のあとの表情を見ても、ハクアが「駆け魂を捕まえたことがない」ことを分かってたみたいです。
FLAG24②

ハクアの弱点(コレは心のスキマといっていいかも)、つまり「駆け魂を捕まえていないこと」を吐き出させた桂馬。桂馬のことだからこれも駆け魂捕獲に重要なことだったんだろうけど、来週のお話にどう絡んでくるのでしょう。なぜ彼女が駆け魂を捕まえられないのか、を説いてハクアに駆け魂を捕獲成功させるのが妥当なとこかな?「神のみ」的展開、と考えるとハクアに駆け魂はいっちゃうほうが面白くなりそうですが…どうでしょう。


☆ポイント3:桂馬の「触られるの苦手」設定の意味は?
劇場で突然の物音に驚いたハクアは桂馬に思わず抱きつきます。
桂馬はさっきまでの冷静な言動と打って変わって
「わ!?わ―――離れろ―――!!」
と大動揺。

初回から読み直してみると、桂馬が触られることをかたくなに拒否したり、不意に触られて動揺したり…というシーンが頻繁に出てきます。美生編でははっきりと「触られるの苦手だ」といってますしね。

読み切り版「恋神」の3D女に苦手意識持ってる桂馬ならいざしらず、「神のみ」の桂馬は3D女なんてなんとも思っていない。2D神としての自分に絶対の自信を持っています。桂馬を「神」としてキャラ立てるなら「触られるの苦手」な設定は余分に感じられるかもしれません。桂馬っぽくいうと「神として設定が甘い!」わけです。

ですがその「甘さ」あってこそ、少年漫画のラブコメとして成り立っているのではないかと。最初から完璧な「神」だったら、キャラの成長や変化が見られないわけです。これから3D女に対しての扱いがどう変化していくかって部分、(どうデレていくかともいう)これこそ「神のみ」の醍醐味ではないかと私は考えてますっ。勿論女の子たちの成長をみるのも楽しいんですけどね。
にしてもエルシィに関しては、ポンコツなままですねぇ…。彼女の成長エピソードはどこかでかかれるのでしょうか。


☆ポイント4:駆け魂や地獄の設定の謎
最早ラブコメとは思えない語りから始まった今回。どうやら地獄には2種類の悪魔がいるようです。
つまり

「古い悪魔」…人の悪を育て、その邪な魂を糧とする悪魔。
「新しい悪魔」…エルシィやハクアたち。


「新しい悪魔」は理性と秩序を保つため、古い悪魔を封印追放。
革命おこして新しい地獄をつくったわけですな。

この構図は『聖結晶アルバトロス』の(連載中にははっきりしてなかった)真の設定に似てます。

アルバの世界の場合、読者が「正義」とおもって読んでいた主人公側が、地獄でいう「古い悪魔」側であって一概にどっちが悪か正義か、なんていえない世界観だったわけですが…。
若木先生のこと、まだまだ地獄の歴史にも裏がありそうです笑。

桂馬はハクアが語った地獄の歴史から駆け魂の設定も看破しちゃいます。
駆け魂は「古い悪魔」の魂。封印から抜けだした魂は、心のスキマの負のエネルギーを喰らい、力を取り戻す。やがて宿主の子供として肉体を得て完全復活を遂げるようです。

駆け魂つきの女の子が異常な能力持ってしまうのは、女の子が駆け魂の力を引き出しているから。まだ駆け魂の力が弱いレベル、とはハクアの談。

これで駆け魂に関する謎はちょっと解明されたわけですけど、肝心なところは全くですねぇ笑。
思いついた疑問をいくつか書いておきます。

①革命は何時おこり、いつ駆け魂狩りが始まったのか。
「あれから…もう300年以上経つのよ…」
「古い悪魔はもう過去のもの!!」


とのセリフから地獄で革命が行われたのが約300年前ってことは分かりますが。駆け魂狩りが始まったのは何時の頃なのでしょう?

・駆け魂の捕獲率は低い。
・落ちこぼれだったエルシィが悪魔の重要任務、駆け魂隊に入ることができた
ってことから考えると、駆け魂狩りが忙しくなったのはごく最近?

②ハクアとエルシィが学校に行っていたのは何時ごろ?
学校で駆け魂捕獲について学習してたとしたらここ300年以内ということになるんですが…
エルシィは300年掃除係をやってきたっていってるんですね。仕事しながら学校行ってたていうのならつじつまあうけど…

③エルシィとハクアで駆け魂の設定説明が違う…
エルシィも1話で駆け魂とはなにか?っていう説明をしてるのですが…

「駆け魂は地獄から抜け出した悪人の魂」
「死んでも悪人は悪人」
「奴らは再び地表で悪事を働くべく」


と、どう考えても「駆け魂=人間の悪人の魂」という説明をしてるのです。
1.単にエルシィが勘違いしてただけ。
2.バディに分かりやすいように用意された建前の説明だった。
3.エルシィだけウソの設定を教えられていた。
4.単に1話のお話を円滑にするため設定を簡潔にした。
あたりが考え付きますが、はたして。

4.ですが、サンデーのバトル漫画系ではよく使われる手法な気がする。有名どころでは『からくりサーカス』や『烈火の炎』で序盤のお話を盛り上げるために「仮の設定」がありました。


④古い悪魔の封印方法は?
もともとは肉体だって持っていたんですよね、彼らも…。


☆その他小ネタや伏線
・桂馬がハクアに駆け魂設定を説明するシーン。駆け魂が任天堂のマリオシリーズのテレサっぽいです笑。
FLAG24①

・舞校野球部の現実逃避はあだち充先生の「タッチ」と島本和彦先生の「逆境ナイン」の融合。
どっちもサンデー大好き若木先生らしい選択ですな笑。

セリフは明らかにタッチやけど、野球部の面々がかけるメガネみたいなヤツが「逆境ナイン」の不屈闘志がしてたやつと一緒。あとスコアボードが「逆境ナイン」の作中にでできたヤツと同じっぽいです。(ちゃんと確認できてませんが。)「日の出」って高校の名前がみえるしねっ。

・ハクアの「握手」へのこだわり。ラストは桂馬と握手フラグかな?


☆今週の煽り
1ページ目
■この漫画は恋愛攻略コメディーです。あしからず…
字体も変えてます笑

2ページ目扉ロゴ上
詳しい悪魔の設定初公開!興味ある……よね?

ロゴ下
■単行本(コミックス)第2巻10月17日(金)ごろ発売!!■

18ページ目下
で・か・い!!
こ・わ・い!!
※中央の顔を見つめすぎると不安な気持ちになりますのでご注意ください。


これにプラスして今回は単行本広告見開き2ページ(!!)もありますがコレは別記事にします~
神のみぞ知るセカイ第2巻見開き2ページ広告の「中川」かのんについて+更新お知らせ

☆巻末コメント
Q.宝くじが当たったらなにをしますか?
A.ゲーム作る。


さすが漫画界一のゲーマーを自認するだけはあります、先生っ!!!
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もう様、こんばんわ
めぎゅっちといいます、よろしくお願いします。

わずか18ページの漫画なのに読み応えのあるブログ、って言うよりレポート?
神のみぞ知るセカイ、への愛がたっぷり感じられる記事で、今まで以上に神のみぞ・・・が好きになりました。
私はサンデーを好きな漫画から読んでいくので、見開き広告には気づかず(こんなのばかりなんです)でした。ありがとうございます。
最後になっちゃいましたが、コメントのお返しまでありがとうございます。またお邪魔させていただきますね♪
[ 2008/10/12 22:26 ] [ 編集 ]

めぎゅっちさんこんばんわ!
返事遅くなって申し訳ないです…

記事、無駄に長文ですみませんっ汗
このブログは神のみへの愛と自己満足でできております笑。
私もまた遊びにいきますね、これからもよろしくです。
[ 2008/10/13 20:05 ] [ 編集 ]

こんにちは。tenkといいます。
サンデーで一番好きなマンガが「神のみ」、
マガジンで一番好きなマンガが「絶望先生」
である私にとって、考察とともに両作品を振り返れるこのブログは非常にありがたいものです。
これからも、たびたび訪れさせていただきます。
よろしくお願いします。(やったら堅い文章ですが、気にせんといてください(笑))







[ 2008/10/13 21:11 ] [ 編集 ]

すみません、↑のコメント、なんか余白が入っちゃいました。
[ 2008/10/13 21:13 ] [ 編集 ]

tenkさん、こんばんわ。
いつも読んでいただいてるようで、ありがとうございますっ。周りにどっちも好きって人なかなかいないのでうれしいです。

同じ趣味の人とコミュニケーションとれたってことだけでもこのブログはじめた甲斐がありました笑。
なんだか最近絶望先生の方滞り勝ちですが…汗
そのうち更新すると思います、はい…

これからも気軽にコメント残してくださいね~
[ 2008/10/13 22:07 ] [ 編集 ]

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