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神のみぞ知るセカイFLAG27 感想とか元ネタとか

FLAG27「3人でお茶を。」
よみましたっ
一応神のみぞ知るセカイFLAG27 感想速報版の完成版となっております。

今週はハクア編エピローグ。今までは攻略した女の子が記憶失っちゃうためにエピローグっぽいものは皆無だったわけですが(歩美編は「記憶失う」設定説明のためにあったけど)、今回は1話使ってたぷりと。先週はエルシィの本領発揮でしたが、今週はハクアの魅力がたっぷりと詰め込まれております。

「女子的プライド」のわだかまりが解けたハクアは、普通に素直でカワイイっ!!エルシィとの親友っぷりも見せ付けてくれますが、なんといっても桂馬への好意まるだしなところがいいです。

というわけで、今週の見所は「本来の素直なハクアのかわいさ」に違いないのですが、気になるのは「桂馬の鈍感さ」。鈍感主人公は90年代ラブコメのテンプレだよっていわれたらそれまでなんですけど笑、なんせ若木先生の作ってるセカイですから。駆け魂狩りではエスパーみたいに女の子の気持ち理解してるのに、攻略外でここまで鈍感なのは背景があるはず。私なりに「桂馬の鈍感さ」について考察してみます。
それにプラスして、今回のドタバタコメディ展開の上手さとかも見ていけたらなと。

☆サブタイトル
「3人でお茶を。」
元ネタは「Tea For Two」(2人でお茶を。)ですね。元はアメリカのミュージカルですが、映画版が非常に有名です。甘甘なラブコメディ作品。
「Tea For Two」というのは劇中で歌われるデュエット曲の曲名から取られました。

Just tea for two and two for tea
Just me for you and you for me alone
「二人っきりでお茶を飲むんだ
僕には君だけ、君には僕だけで誰もいない
そこでわれわれの家庭を育て上げよう」


このサビはあまりにも有名。オールディーズのコンピアルバムなんかには必ず入ってる定番中の定番です。知らない人は映画でも見てみましょうっ。

☆ポイント1:ハクアの可愛さはハクアの素直さ
「フン、こないだ私にさんざんエラそうにした罰よ。」
ハクアはいわゆる「ツンデレ」ではくくれないですね。言動も「好きだけどつい悪口いっちゃう」系じゃなくて、純粋に「気になる男の子をいじめるのが楽しい」感じ。言葉でははっきり言わないけど、行動としてはエルシィがすぐ気付くくらい素直に動いてますっ笑
「始末書なんて1人でもつくれる」けど、来たのは桂馬に会いたかったから。
桂馬との距離もめちゃくちゃ近いし笑。
本編でははっきりここれてないですけど、例のモザイクシーンの誤解もしっかり解いたみたいだし。
先週まで、プライドが先行しすぎてちょっと高圧的な雰囲気があったハクアですけど本来はこんなに素直で元気な子だったんですねっ。

☆ポイント2:桂馬の鈍感さの背景にあるものは、絶対的価値観
こんなふうに、桂馬への好意まるだしのハクアですが、桂馬はまったく気付いてない…
エルシィはハクアとの付き合い長いとはいえ、すぐ気付いたのに。女の子攻略時とはえらいちがいですな。

ここで思い出されるのは、楠編。主将は桂馬の「かわいい顔」にときめいていたにも関わらず、桂馬は「軟弱なもの」に惹かれている、と解釈してたこと。誤認識、どうやって改めるんだろう…と思ってたら、そのまま楠主将攻略しちゃって、あれ?とひっかかってたんですが…
どうやら桂馬は1話の価値観を貫いている、つまり「オタメガネ」として3D世界で自分のスタンスを通してるようです。
「そして…現実(リアル)もそれを望んではいない!!」(注:それ…恋すること)
は未だに桂馬の絶対的価値観なのね。ハクアは攻略の理論抜きに桂馬に好意を抱いてるのに、桂馬にはまったくそういう価値観がないので、理解できなかったわけです笑。ハクアといい、楠といい、攻略抜きに桂馬が気になるって女の子ってこれからどんどん出てくるんじゃないかなぁ?それに桂馬が気付くか、否か。この過程で攻略済みの女の子(あゆみんとかあゆみんとか!!)出てきてくれたらうれしいんですけど。

☆ポイント3:エルシィは「あくまで妹」でありつづけるのか?「高原歩美は桂馬の嫁」派としての危機感
ワタクシ、「あゆみんは桂馬の嫁」派として非常に危機感を抱いております。桂馬の「そして…現実(リアル)もそれを望んではいない!!」な価値観を唯一崩しにかかってると思われるのがエルシィ。なんたってエルシィは桂馬に「無意識のうちに、攻略ルートを考えさせている」んですから…FLAG27読んで、ますますこの事実が重くなってきたよー。いやいや、でも伝説のBMW(ブラッド、メモリー、ヲ兄ちゃん萌え)がある限り、桂馬にとってエルシィは「あくまで妹」なはずなのだっ!と自分をごまかしてはいますが…。妹的存在が恋人になるって展開は鳴沢唯を例に出すまでもなく正統派なストーリー。最近では妹がそのポジションに甘んじてライバルに負けてしまうefの新藤景みたいなのもあるけどさぁ…。うー不安定になってきたよっ。

☆ポイント4:ドタバタコメディとしてのつくりの上手さと、神のみに潜む批評っぽい視点
「なんだ、この90年代ギャルゲーレベルの会話は!!つきあいきれん」
キャラ同士の掛け合いの面白さ、そして着実に伏線張りつつ話をまとめる計算高さ。この2つの相乗効果でコメディの質を高める。スタンダードですけど、00年代の今コレをやると昔の人気作の焼き直し、「ご都合主義」なコメディになってしまってどうにもならんことが多いんですが、「神のみ」はこのスタンダードを見事にやりきっています。90年代のコメディの名手(漫画だと高橋留美子先生とか、ゲームだと蛭田昌人氏とか)の影響は見られるけど、確信的に使っているっぽいですよね。

プロになって、あだち先生や高橋先生と同じ雑誌に載るということは、「これに関しては、あだち充先生と論争できるぞ」「これに関しては、高橋留美子先生に教授できるぞ」と、言えるだけの自信と背景が必要なんです。 しかも、そのネタが、留美子先生も耳を傾けてしまうほど面白いということも大事な要素なんですが(笑)。 そして、「これに関しては、オレはこんなに素晴らしい」と「説得」できることが必須です。 素晴らしい価値観があって、それを説得する能力も必要というわけです。
(中略)
だから、とにかく全コマに自分の好きな物を描けば、それがさすがに伝わるんじゃないかと思うんです。 価値観さえハッキリしていれば、テクニックとか、ページ数とかはどうとでもなります。 価値観っていうのは、どれだけ薄まっても、1個のセリフ、1個のコマで凝縮できると思います。

プロが語るまんが秘伝!!《若木民喜先生編・4》より

若木先生がインタビューで語ってるとおり、若木先生には確固とした価値判断基準があるんですね。だから他人が読んでおもしろい、書き手の主張が伝わる批評が書けるんだなぁと納得。自分の価値観を全て漫画にこめている故に、先生が描くコメディは過去の作品(及びキャラクターや属性)の批評としても読めてしまいます。だから私は毎週毎週こんなにじっくりよんでしまうんですよぉおおお…

☆小ネタの元ネタとか
長くなったので別記事にします…
☆今回の煽り
扉真ん中
―新たな関係組み立てます。―

扉下
☆単行本(コミックス)2巻絶賛発売中。サンデー読者の方は必ず手に入れましょう☆
☆は本誌ではハートです。

1ページ目柱
■長かったハクア編も終わり平和な日常が…アレ?

18ページ目柱
■いろいろな波紋を残しつつも、とりあえずハクア編は終了です!!次号より新シリーズ開始だよ☆
☆は本誌ではハートです。

☆巻末コメント
Q.自分の中で、世界最強だと信じる人を教えてください。
A.あの頃の俺。

…若木先生笑。どんなに「最強」だったかは上で引用したまんカレ通信のまんが秘伝インタビューを読んだら分かるかと思います。
プロが語るまんが秘伝 part118●若木民喜先生 PART1
プロが語るまんが秘伝 part119●若木民喜先生 PART2
プロが語るまんが秘伝 part120●若木民喜先生 PART3

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