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神のみぞ知るセカイFLAG32 感想とか元ネタとか後半

FLAG32「Singing in the Rain」
神のみぞ知るセカイFLAG32 感想とか元ネタとかの続きです。
☆今までの感想、元ネタ、考察等はここからどうぞ。
神のみぞ知るセカイ 感想とか元ネタとかのまとめ
☆若木先生によるFLAG32解説
12/8:FLAG32「Singing in the Rain」
・イラストはさだまさしの「主人公」をウクレレ弾きながら歌うちひろ。
最後だけ牧伸二のウクレレ漫談になってる笑。ということで、元ネタはさだまさし「主人公」(ほんの小さな物語でも、自分の人生の中では誰でも主人公)と牧伸二のウクレレ漫談(はぁ~やんなっっちゃった、はぁ~おどろいた)。…ちひろの「いいかげんさ」が現れてます笑。
相変わらず若木先生の音楽の守備範囲の広さは異常だわよ。

・プルフィールも公開
>名前・小阪ちひろ
ジョブ・ふつーの人
身長・158cm
体重・50kg
スリーサイズ・82-61-85
誕生日・12月3日
血液型・O
備考・強いて得意と言えば、食い放題の店を沢山知ってます。


・今回はいわゆる「ギャルゲー」という単語から想像するキャラクターとは全く違う女の子
・特に秀でた能力も、人生で目指すものもなく、でも、そういう自分に対して、受け入れてるような・・・受け入れたくないような・・・あらゆる意味ではっきりしない女の子
・音楽が聴きたいんだけど、かけたいCDがないという時ってありませんか?ちひろという人間も、そういう状態なんですわな。
・同じ自信がないと言っても、かのんちゃんみたく才能も結果も出している子が自信を無しているのとは、全然違う

・僕はええ大人になっても、こういうモヤモヤが抜けなくて、努力も何にもしないくせに、「僕は本当は何かができると思うんだけど、それが何かわからない」という状態で20代モンモンとしていました。
・ちひろの悩みは、一見浅い割りに、いや一見浅い故に難しい悩み
・盛り上がりを作るのが大変。同じ悩みでも、人を殺してしまった罪、とかの方がキャラもストーリーも印象的になりますよ。悩みと解決はデマンドサプライの関係なんで、「何となくチクチクする・・・」みたいな悩みは、劇的な解決とは乖離しています
・傘を使った演出は、「ハイジ」のある一話でクララとハイジの会話で帽子を使った良い演出があって、それの意趣替え。移動しながらの会話というのも高畑勲イズムの基本。
・地味な女の子は定期的に出す。
それでこそ若木先生やっ!
・昔はゲームでも地味な子ばっかりだった気がする。感動が足りないということで、ストーリーを盛り上げるために色々な要素が、特にトラウマ方面で色々足されていってる。
ONE以降のkey泣きゲーの流れは顕著ですね。
・それが悪い訳じゃなくって、「失踪した兄を追って、抜け忍になる半裸くのいちと、それを抹殺しようとする妹の半裸くのいち」みたいなのに萌えまくってるんですが。
デッドオアアライブ(DOA)のあやねとかすみね笑。あやねは若木先生の嫁
DOAは格ゲーなんですが…もはやギャルゲーとして有名になっちゃたわー。

12/13:FLAG33「神様のダイナミックショッピング」といい、合併号だとブログ記事の内容の濃さに余裕が感じられますねぇ。

☆ココから本文
FLAG32、なかなかまとまらず記事二つになってしまいました。読み返すたびに感じることがふえていくんやもん、しょうがないよー!!
前記事神のみぞ知るセカイFLAG32 感想とか元ネタとかでは、今までの桂馬と今回の桂馬の違いを主に見てきたので、この記事では主にちひろの気持ちと、それぞれの演出の解釈について書きたいと思います。

☆今までの攻略との違い~桂馬自身の魅力とゲーム理論の力~
とりあえず前記事で書いたことを簡単にまとめ。
・今回は映像的演出が多い!他の女子攻略でも演出は多分にありましたが「攻略」のために桂馬が自ら仕掛けたものという印象が強かった。しかし今回の演出は、あくまで桂馬も物語の中の一人の「人間」であるように、桂馬の思惑の外で使われている。
・桂馬は、自分自身の魅力で女子を落とすのではなく、あくまで「ゲーム理論」で落とそうとしていました。自分の魅力に対して無自覚だったんですね。ですが今回はギャルゲーのセリフや展開、演出をトレースしてるのではなく、ゲーム理論を使って自分の魅力(強さ)を、そして自分のちひろへの思いを伝えています。自分自身への絶対的な自信、そしてゲーム理論で得た絶対的な価値観。この2つを自覚した桂馬は現実でも神になろうとしているのかもしれません。

☆ちひろの心のスキマ
桂馬と一緒にいるのが楽しくなってきて、「好き」なんて気持ちはわからないけど、もう少しこのままでいたくて…そんな曖昧な気持ち。非常にリアルな女の子の気持ちじゃないですかっ。
そんな微妙な気持ちの時に、桂馬が出会ってきた「輝いてる」女子と比べられ、批判されたわけですから…ちひろの心はズタボロでしょう。もともと平凡、故に自分に自信が持てないっていうのが心のスキマ。桂馬がスキマを広げてしまったのかもしれません。
これ以上傷つかないために、ちひろは桂馬から、そして現実から逃げ、心にバリアを張ってしまいました。

・「船」の意味
ちひろが逃げた先は、学園横にある「みさき海浜公園」の展示物らしい、「あかね丸」という船。
単純に「船」は心に不安を抱えるちひろのメタファーなのかなぁ?と思ったのですが、実は「船」のモチーフは、FLAG29の扉絵で桂馬に対しても使われているのです。
ちひろ1
FLAG29は、ちひろの言葉によって桂馬の心がズタボロになる回。そして今回FLAG32は、桂馬の言葉によってちひろの心がズタボロになっている。

「2D神」でも、「現実」から見ればただの「底辺ゴキブリ男」だと指摘された桂馬。
他の「現実」の女子と比べて、「いい加減な女」「平凡な女」だと指摘されたちひろ。
ちひろと桂馬の傷つき方はすごく似ているのです。思えば、ちひろのキャラデザも意図的に桂馬に似せているような感じもある。
「現実」という海の中で揺れている「船」。桂馬もちひろも、「現実」の中の「自分」(=「船」)に対して傷ついていたのです。「船」は「現実の中で翻弄される自分のアイデンティティ」といった意味をもっているのではないでしょうか。

・「いい加減な女」だと自覚しているちひろ。
ちひろ2
だけど、桂馬とちひろには決定的な差があるのね。桂馬にあって、ちひろにないもの。
それは自分への自信と、絶対的な価値観。つまり人生の「大目標」と言うべきもの。
「何をしたって、平凡な人だもん!!」
「なのに真剣に生きるなんて、カロリーの無駄じゃんか!!」

おどけてごまかそうとするちひろに対して、桂馬もおどけて返す。やっぱりテクニシャンや桂馬。
ちひろ3

だけどグサリと核心をつく。ちひろのごまかしとは違います。「なにやってもダメ」という思い込みバリアの裏にある本音は…
「ウソつくな~本当はもがいてるくせに~」
いーかげんの裏にある、見えない部分まで桂馬は見透かしてしまってる。
揺れるちひろのココロと連動するように、雨。
「なにやってもダメ」という思い込みバリアの代わりに、ココロを守るための、傘。

告白して振られたときも同じように雨が降っていました。いーかげんだけど、何かしたくてもがいてる。
そんなココロなざわめきが雨として現れているのかもしれません。

・初めていーかげんの裏にある「本音」を出すちひろ
桂馬は更に、ちひろの本音をさらっと言ってのけます。
「じゃあどーして、好きでもないくせに、男を追いかけるんだ!!」
すべてが見えているような桂馬。そんな桂馬に背を向け、ちひろは自らの言葉で本音を。

「なんか、光ってる人に憧れちゃうのさ。」
「憧れてる間は、私も一緒に光ってる気がして…」
「たまにアホらしくなるけどさ…」

ちひろ4
桂馬には完全背を向けてます。しかも傘と雨のバリア。桂馬の存在と言葉で、ちひろのココロはざわめいてる。傘で表情を隠し、桂馬に背を向けるのは、ざわめきに対するとまどいの表れなのかも。

・ちひろのバリア(傘)の中に入り込む桂馬
雨脚は一段と強くなり、桂馬はちひろのココロのバリアである傘の中に進入します。
「な…何よっ、私ら似た者同士かとおもってたのに。」
「あんただって、適当に現実生きてんじゃん。」
「ゲームの中に逃げ込んでさ。」
「あんたなら私の気持ちわかるかと思ってた。」

「似てる」自覚があったからこそ、きつい悪口も言えた。自分のダメなところも良く見えてるからでしょうね。かといって、行動には移せないわけですが。

そして共感を求めても、きっぱり否定するのが桂馬。現実には絶望しても、自分には絶望しない。自分が平凡かどうか決めるのは、現実じゃなくて自分自身。お前だって、望めばなんでもできる、と力強い言葉に圧倒されるちひろ。

そして、現実という大海原の中、堂々と出向する桂馬の船。いくら現実が厳しくても、桂馬は屈することなく、自分を信じて突き進むのでしょう。

・「救命ボート」という小さな逃げ場
それでも頑なに桂馬の言葉を否定し続ける(というより「平凡」に逃げようとしている)ちひろ。
がんばったってかのんみたいなアイドルにはなれない、と。
「ちひろ」と名前で呼び、さらに進入してこようとする桂馬を撃退すべく逃げ込んだのは小さな救命ボートの中。

そう、救命ボートなんです。拒否しながら、逃げながら、でも本当は救われたたいし、自分だけの人生を生きてみたいんです。平凡じゃいやなんです。…現実女ってめんどくさいんだよっ!!そんな「めんどくささ」を動きと移動だけで書いてしまってるんですな。すげーよ若木先生…

・桂馬のキスと桂馬の約束
そんな「めんどくささ」まで見抜いてる桂馬の最終兵器はキス。
ちひろへの信頼が事実であること、そしてちひろへ勇気をあげること。
「不安になった時は、いつでもボクが助けてやる!!」
そして未来に向かった約束。

同じ勇気をあげるキスでも、栞の時の桂馬は少女革命ウテナ的王子様の役割でしたが、(つまり物語のスタートラインを切る役割)今回はちょっと違うみたい。どうしてもダメな時、いつでもすがることが出来る「神様」、それが今回の桂馬です。

・「バンド」という選択肢の意味
何故バンド?とお思いの方もいらっしゃるでしょうが…
「なにかやりたいけど、何も出来ない奴はバンドのボーカルやればいいんですよ。楽器できなくても声は出るでしょう。下手でもいいんです。なにかやりたいけど何も出来ないって気持ちをそのまま叫んでたら大丈夫です!モテます!」(by大槻ケンヂ)
自分のルサンチマンを吐き出す方法としてバンドって手法は定番なんですよ。ネットが浸透してからは気軽にできる表現方法がたく「バンドやろうぜ!」さんでてきたので、あまりピンとこないかもしれませんが…

特に若木先生は80年代後半~90年代前半というバンドブームど真ん中の時期に中高生だったわけで…バンドへの思いも格別でしょう。実際バンド小僧だったみたいだしっ。
バンドやったり留学?(海外引きこもり)したり若木先生の行動力には恐れ入りますな。
私もねぇ…キーボードorピアノでバンドやりましたねぇ…なぜかドアーズのコピーとかやってたり(遠い
目)更に、「かのんにはなれない」って言葉。もともと歌には興味を持ってたみたいです。

ま、そういう背景云々より大切なのは「自分の人生、いつも私がボーカルだ!!ヘタでも私が歌わないとね!!」という心意気が大切なのよっ。「どうせ凡人なの!」なちひろはもういません。
何も出来ない、いーかげんな自分からの脱却。ちひろのセカイは変わりました。

ちひろの読んでる雑誌「バンドするもん!」の元ネタは「バンドやろうぜ!」というバンド情報雑誌。バンドブーム時、「何かやりたい」学生の背中を押したのがこの雑誌でした。バンドメンバー募集のコーナー(通称メンボ)には、ちひろみたく「当方ボーカル。バンドメンバー募集中。」って投稿があふれてました笑。

☆最後に…
確かに、感涙するタイプの漫画じゃないです。どっちかというと地味な話です。
だけど、涙なしには読めなかった私。それはあまりにも「いーかげん」なちひろに自分を重ねてしまったから。曖昧で、コロコロ考えが変わって、いーかげんな自分に開き直ってる。それは正に私そのものでした。

そもそもこのブログの題名だって自分の開き直りそのままだし笑。(最初は普通の日記ったのよ。いまさら変えづらいので、たぶんこのままでしょうねぇ。)

そんなリアルなキャラと、映画(というか映像作品)的にくるくる変わる場面にすっかり魅了されてしまいました。FLAG1のカタルシスは別格として、今までの「神のみ」エピソードで一番好きっ。
「神のみ」の作品セカイには無限の可能性がある、そんな予感で私の心は満ち満ちていますよっ。
攻略カタルシスだけが神のみの魅力じゃない!典型的萌えラブコメっていう先入観もってる人にちひろ編読ませたいです笑。

☆煽り文
1ページ目柱
■神、走る…!!

2ページ目扉

これは良いニュース…単行本第3巻1月16日ごろ発売!!

自分という名の船が
ひどく頼りないような…
この海を航海するには、
とても心細いような…

黒に白抜きで印刷してます。この字体、はるひ学園ってフォントらしいです。最近女性誌でよく見ますね。


各所で話題騒然!!小阪ちひろ編クライマックス!!

18ページ目2コマ目下
■桂木桂馬は考える。君を、貴方を、人間を…

その他、1ページ使ってwebサンデーで神のみ一話が読めますって宣伝があります。

☆巻末コメントと勝手に学生たみー研究
Q.今までで、一番思い切った買い物はなんですか?
A.高校生の変形ズボン。店がすげー怖かった。

いわゆるボンタンですね笑。学校やら規則やらに反抗したい男子中高生の必須アイテムやっ!!普通の学生服のズボンよりハイウエストで、足の幅が広い、かつ裾は絞ってあるという不思議な形。とび職の人が着てるズボンのイメージに近いかなぁ。一時期ファッションではやったサルエルパンツとも似てる。参考画像→ボンタン
私が通ってた中学(不良の巣窟)ではメジャーな存在でした。若木先生みたいな進学校でもはいてたんだー。若木先生の母校については「神のみぞ知るセカイ」舞島学園高校のモデルはもしかして。の記事およびコメント欄を見ていただければ。

若木先生の4/10:FLAG1・「世界はアイで動いてる」によると「うちの高校、ジャージがめりゃかっこわりーんですよ!もう信じられないぐらい!」で「着たこと無い!」

更に「高校時代からノートを取った記憶ってのが余りない」(2007/4/5)

ダメ押し「高校時代全く勉強をせず、高校3年の最後の実力テストでは数学4点という無学男でした。しかし、一浪したら大学には入れましたよ。」(2006/1/25)
「一回目のセンター試験は全く無駄ではなく、後で、某大手受験予備校の勧誘ハガキにセンターの合計点数を書く欄があって、そこに「680点」とか大ウソ書いたら、一年間授業料免除になりました。」(2007/1/27)

…真面目な生徒ではなかったようです笑。で、浪人して京大かっ。

いるんだよなぁこういうヤツ!!
高校時代、真面目ちゃんで通ってた私が密かに憧れてた、スーパーカー(バンドね)にかぶれたバンド小僧で、休み時間は一人でずっと本読んでて、テスト欠点ばっかりで先生から問題児扱いの某先輩。
…彼が浪人して京大にいくとは誰が想像できただろうか。真面目にやるのがあほらしくなった瞬間でした。あれですよ、教科書全文にアンダーラインがあるようなのは単なる馬鹿なんですよ。真面目だけど、それじゃ結果につながんないんだよ…。

なんとなく「勉強」してた私が「音楽勉強する!」と決めたのはこれがきっかけだったような気もする。
…それで選んだのが教育音楽(しかも超がつくくらい保守的な某国立H大学)ってのが「真面目
ちゃん」なんだなぁと…それでも得がたい経験たくさんしましたけどねっ。声楽のM永先生と合唱団Pの人人に感謝。

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