神のみぞ知るセカイ第3巻感想~女子的プライドの強さと弱さ~

神のみぞ知るセカイ第3巻発売日!収録話と購入特典まとめ
☆神のみぞ知るセカイ各話の感想・元ネタ・考察は神のみぞ知るセカイ 感想とか元ネタとかのまとめから。


☆「神のみぞ知るセカイ」のますますの発展を願って。
「神のみぞ知るセカイ」第3巻、よみましたっ
今回、訳あって広島で買ったんですが、いやはや、もうすっかり人気漫画ですねぇ。
ポップもついてるし、5列にわたって平積みされてるしで感動しましたよっ。1巻のときは入荷も少なそうだったからねぇ…

アキバblogさんの記事神のみぞ知るセカイ3巻 発売→山盛り 「最萌えキャラ 武士っ娘登場!」なんかみると、秋葉原のメロンブックスではあの「ハヤテのごとく!」よりも高い「神のみ」タワーができていたとか。やはり都会は進んでおります笑。

☆春日楠とハクアの「女子的プライドの強さと弱さ」
そうそう、私以外にも「神のみ」を手にとって店内をうろうろしてる女性をちらほら見かけました。
女性にも人気って本当かよ、と半信半疑な方もいるでしょうが。
「神のみ」にでてくる女子は、漫画的なキャラでありつつも、リアルの女子が抱えてる悩みと同じような悩みを抱えています。漫画的な属性や記号の裏づけとして、リアルな「悩み」があるわけです。ヒロイン達の悩みに共感できること、そしてなにより悩みに答えをくれる神様の存在は強力です。自分が漠然と抱えている、もやもやとした感情を漫画的なキャラを通して再発見する。そんな読み方をしてる女性も多いんじゃないでしょうか。

特に3巻に収録されている2大ヒロイン、武士っ娘「春日楠」と悪魔っ娘「ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム」は、1,2巻のヒロインと比べて漫画的キャラとしての要素が強くなっています。

ですが、ストーリーの中で描かれている彼女たちの悩みは「強くなりたい、信頼されたい、だけど優しくありたい、かわいくありたい」という葛藤(楠主将)、「私一人の力で、なにかをなしとげたい!」という頑固さ(ハクア、そしてエルシィ)という、女子特有のプライドが悩みの元となっています。

このプライドは、女子の強さでもあり、弱さでもあります。
楠主将は、葛藤のあまり「かわいい」自分を抹消しようとしてしまう。
ハクアは優等生として「自分一人で仕事を完遂させる」ことにこだわってしまっている。
エルシィは「自分は何やってもだめ」って思い込んで、自分で考えようとしてない。周りに頼りっぱなし。それでも「駆け魂隊として、悪魔として立派になりたい」って思いだけが空回りする。

そんな女子的なプライド故の「弱さ」を冷静にみつめ、「強さ」に転換させようとするのが桂馬なのです。だから3巻収録のエピソードは、桂馬がヒロイン達を攻略するというよりも、女性が持つ強さを引き出してあげている、という感覚かな。桂馬は現実でもがいてる女子達の指導者なのかもしれません。

以下、第3巻感想の参考記事です。
神のみぞ知るセカイFLAG25 感想とか元ネタとか
「女子的プライド」とは何か、について語ってます。

神のみぞ知るセカイFLAG.19 感想とか元ネタとかで、桂馬が自分の顔が「かわいい」と認識されていることに気付いているのか?って書いたんですが、結局攻略の最後まで、そういう自覚はみられませんでした。「軟弱なものが嫌いなのは、軟弱なものに惹かれているから」という認識にとどまってる。「軟弱=かわいい」につながってないんですね。「リアルの人間から、自分はどう思われているのか」という認識に欠けているんです。だから、ハクア編エピローグ(4巻収録予定)でも、ハクアが桂馬に好意を抱いていることにも全く気づかなかったわけです。桂馬のこの認識不足は、現在連載中のシリーズの中で大々的に取り上げられそうな予感。桂馬vs現実の第2ラウンドに要注目です。

「神のみぞ知るセカイ」第2巻の感想~かのん編と栞編の対比から見えてくる神の孤独~
2巻では、桂馬と女の子の対比を考察してみました。

☆その他単行本のおまけページについて
・ハクアの4コマとプロフィールは4巻に持ち越し。3巻は春日楠主将のプロフィールと道場での楠主将の生活4コマです。
・ハクア編1話の巻頭カラーは、カバーの折り返しのところになっています。
・カバー裏はPFPのコマーシャルと詳細すぎるスペック説明が。PFPの元ネタとなったPC-FXはこんなのです笑。私の家で常時稼働中。

☆更新予定
…3巻の加筆修正一覧もあとであげたいと思います。「ハアク」の誤字は直ってませんでしたねー。

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