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神のみぞ知るセカイFLAG40 感想速報版

FLAG40「スクラップト・ティーチャー」
よみましたっ
神のみぞ知るセカイ 感想とか元ネタとかのまとめ
神のみぞ知るセカイFLAG39感想~妥協せざるをえなかった大人へ、そして妥協を知ってしまっている学生へ~

「全く…長瀬も良くやるよ」
「こんなバグだらけの連中、何してもムダなのにさ」

桂馬は駆け魂狩りの中で、いろんな女の子のバグを見てきた訳で。
今回のクラスの反応は、理想もない、やりたいこともない、攻略前のちひろのような位置付けとして描かれていますね。
そんなバグに打ちのめされる純は、ちひろに打ちのめされる桂馬と重なります。
ちひろ編があったからこその純編なんだなぁ…

理想を追求する桂馬だけは、純の行動の意味がわかる。きょとんとしている他の生徒と桂馬の対比が鮮やかです。歩美、ちひろの反応がみたいところだけど、そこまで詰め込むのは無理だろうなぁ。

現実に疎外されたヒロインに唯一共感できる主人公、となると…誰も理解してくれない孤独の中で、2人の交流と綿密な心理描写で読者の涙を誘う…というパターンを想像しがちですが(鈴木央先生はジャンプ時代からこういう展開がお家芸ですよね)、今回の神のみでは2人だけの世界には持っていきません。桂馬は純に自分の非を自覚させ、更にクラスの生徒たちにも、純の感情を理解させようと試みているようです。

今までの攻略では、桂馬が女の子との関係を築くことで心のスキマが埋まるという、いわば2人だけの世界で完結していました。今回は桂馬が積極的に周りを巻き込もうとしているのが特筆すべきところ。

先週の感想で理想を持つものと持たざるものの間にある温度差は厄介、ということを書きましたが、桂馬は純個人だけの問題で解決しようとするのではなく、生徒たちと純の問題として解決しようとしているのではないでしょうか。
純が理想を諦めるのではなく、生徒たちも理想という概念を持って、お互いの理想を摺り合わせながら現実をつくる。
これができないから「なんとなく」という曖昧さと、「しかたない」という妥協で現実が不安定でバグだらけなんでしょうけどね。
現実って何なんでしょうね、ホントに…

…なぜか記事が二重投稿になっていたので投稿しなおしました。申し訳ありません!

☆お知らせ
・FLAG39の完成版あげるの忘れていましたっ汗。週末までにはなんとか。

・11日に神のみケーキつくります。図案どうしよう…。
写真と制作過程アップする予定なので興味あるかたは見にきて下さい~

☆以下、気になることのメモ
・表紙といい巻頭カラーといい…可愛すぎ!!若木先生の手書きの英語が好みすぎて困る…。

・触られるのを嫌がる桂馬の描写、またきっちり入ってる。触るのは平気だし、ここまで徹底してるからには触られるのが苦手、という設定には何か意味があるんでしょうねー。明かされる日はくるのか。

・アリーナのA席って!!良すぎ。そんな席でライブみてみたいものです。純、どうやってとったんだよ…

・桂馬とくっついて座ってはじめて桂馬を意識する純。もちろん桂馬も純を意識してるわけで。恋愛感情の描写が足りないなんて騒いでる人いますけど、こういう「意識する」って状態は恋愛感情じゃないんでしょうか…綿密な心理描写だけが漫画の要素じゃないでしょう?

・神のみじゃないんですが、椎名先生は絶望先生好きすぎ笑。アニメも全部DVD買ったんでしたっけ。

・ページ上の若木先生特集。BSと巻末コメントで既出のやつです。引きこもりだとかお菓子ネタなどで他の作家さんの特集よりディープな感じが…笑。

・カラーページ、あゆみんと純が一緒にいるのがしっくりくる笑。
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何このカッコよさ!

9Pの桂馬ですよ、勿論。
男の私でさえクラっときたわけで、女性読者の方々は大変だったろうなあ…と思う次第です。

=別視点=
①プロレスリング・ノナ
プロレスリング・ノアですね。
馬場イズムを「正しく」受け継いだ、唯一の直系後継団体です。
流石たみー先生はわかってらっしゃるw
②会場で隣にいた長髪でふっくらした体型の黒Tシャツな人
プヲタにはこういうファッションが好きな方が多いのです。
体型含めて、これまたよくわかってらっしゃる。
テリー・ゴディと冬木弘道(両者とも故人ですが…)の面影があります。
③タッグキャニオントーナメント
全日本プロレスのチャンピオンカーニバルと、世界最強タッグ決定リーグ戦を合わせたような感じでしょうか。
④秋川
ノアのエース、秋山準選手ですね。
得意技はエクスプロイダー・ジャンピングニー・フロントネックロック等々
[ 2009/02/10 23:11 ] [ 編集 ]

桂馬のかっこよさは女性読者の獲得に貢献していると思います笑

@さん、こんにちは~
> 9Pの桂馬ですよ、勿論。
> 男の私でさえクラっときたわけで、女性読者の方々は大変だったろうなあ…と思う次第です。
ですよねー!というか、今回は桂馬見せ所多すぎでした。
最後のクラスを挑発する桂馬もすばらしかったしっ!

> =別視点=
> ①プロレスリング・ノナ
> プロレスリング・ノアですね。
> 馬場イズムを「正しく」受け継いだ、唯一の直系後継団体です。
> 流石たみー先生はわかってらっしゃるw
プロレス関係の解説ありがとうございますー。
完成版の記事で載せさせていただきますね。プロレスは完全素人なんで…
そういえば、職場の近くで来週?ノアの興業があるはず…運良くチケットもらえたら見に行くかも知れません笑。

> ②会場で隣にいた長髪でふっくらした体型の黒Tシャツな人
> プヲタにはこういうファッションが好きな方が多いのです。
> 体型含めて、これまたよくわかってらっしゃる。
あ、わかるかも…教室でプロレス話してた熱い男子はあんな感じだったです


[ 2009/02/11 22:01 ] [ 編集 ]

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