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神のみぞ知るセカイ:papyrus[パピルス]vol.23若木民喜先生インタビュー掲載

神のみぞ知るセカイ :文芸誌「パピルス」vol.23若木民喜先生インタビューレポ速報版の詳細版です。
公式ホームページは幻冬舎 papyrus

☆若木民喜先生は面白すぎるっ!
パピルスのインタビュー読みました。

…とにかく若木先生が素敵すぎます。若木先生の発言はホント隙がなくて、省ける言葉がないんですよっ!ぜひ、本誌を手にとってじっくり呼んでみることをお勧めします。
神のみファン、若木先生ファンは必読ですっ。

インタビューは4ページ。アルバまでの若木先生について2ページ、神のみのことについて2ページ。
更に若木先生の担当編集者石橋和章さんの制作裏話が読めます。
大体の内容は速報版で書いていますが、この記事では興味深い部分を引用しておきます。
「」部分は若木先生の発言。青字部分は私が書いたの補足です。

p267より引用
☆大阪弁がチャーミングな36歳、「生粋の小学館っ子」
藤子・F不二雄で漫画の面白さを学んだ後、高橋留美子との出会いで漫画家を志す。『うる星やつら』以上に、『めぞん一刻』が衝撃だったそうだ。

「響子さんに、僕は本気で恋してましたから。」
「漫画を描くきっかけは、響子さんクローン化計画やったんですよ。それが中3くらい。」
「僕は最初、漫画家になりたいというよりかね、高橋留美子のクローンになりたかったんですよ。」
めぞん一刻の衝撃は、まんカレのインタビューでも語られていました。

☆「サンデー」に惹かれた理由は「大人の匂い」
「『サンデー』は、先生タイプの漫画家さんが多いんじゃないかと思うんですよ。」
「『ジャンプ』『マガジン』の作家さんは兄貴タイプなんやけど、『サンデー』はすっごく大人な感じがしてる。上目線から、大人っぽいセンスを教えられてるようなね。」
究極超人あ~るなんでまさにそうで、(中略)大人がやることを、高校生達がやってることが素晴らしいわけですよ。それを読んでる俺が素敵、な感じがしてくるんです。『神のみ』に通ずる部分はあると思いますね。」
若木先生のサンデー愛の強さは、アシスタント時代の「プラントハンターTAMI&KATO」や3/5:集え、神殿にのにもよく現れています。若木先生の作品にあふれる教育欲は、サンデー魂があってこそなんですねっ!

☆超名門・京都大学出身の「典型的なダメ人間」
そもそもギャルゲの歴史的起源は、「ラブコメ漫画のゲーム化」だ。ラブコメ漫画好きの若木が、ギャルゲに熱中していくのは必然だった。
結果、マイコン倶楽部の部室に入り浸りつつ、家で漫画とゲーム三昧の日々。そして21歳の時に、腕試しがてら描いた投稿作が第33回小学館新人コミック大賞・少年部門に入選するのだが…。

「大学受験もそうだったんですけど、うまくいったら気を抜くタイプなんです。賞を貰った後は、漫画も描かずまんまと失踪しましたね。失踪というか、居留守なんですけど(笑)。『サンデー』の担当さんから電話がかかってきても出ず、その後就職もせず、実家の部屋でゲームしてました」
京大マイコンクラブ(KMC)のHPはこちら若木先生は2006年に「連載の残念会」でクラブの先輩とお会いしています。→12/9:90年代大学先輩事情
若木先生、KMCの会報の表紙を描いていたそうで。ラムちゃん好きの先輩のために、トラジマビキニのアルバトロス姫を描く若木先生、素敵。というか、先輩にこれだけ凄い人がそろっていれば、そりゃコンプレックスもうまれるでしょうなぁ…。


☆30歳で久しぶりに描きあげた短編
自分が読みたいもの、好きなものを人に押し付けるつもりで描き始めたら、漫画もよくなったんです。一個一個のコマが輝いてくるのが分かった。」
「それを読者が気に入ってるかどうかってことまでかんがえるとわけ分からなくなるんで、そこは『サンデー』魂を発揮して“俺が読者に植え付ける!”と。“良さを分からんお前があかん!”と(笑)。」

増刊に載った完成原稿(※恐らく週刊少年サンデー超増刊2004年2月号掲載の情報盗団アルバトロスだと思われます)に対して編集者が下した評価は
「“これじゃあ上は狙えないなぁ”と。でも、そこで落ち込まないですぐに聞いたんです。“じゃあ、どうすればいいんですか?”って。この言葉が10何年か言えなかった。そこですっごい有益なアドバイスが来たんですよ。即書き直したネームを持っていったら。“これ本誌読みきりにするから”って。人に語れる初めての成功体験です。」

p268より引用
☆『聖結晶アルバトロス』の打ち切り、そして『神のみ』の始まりについて
「『サンデー』って、少年誌としての必要な要素をどこまで揃えたらOKなのかって判断が難しい
『アルバ』はそれが完璧に揃っていた漫画だけど、だめだった。だったら、次は自分の色が出るようなものを描こう、それが『神のみ』なんです。」
「実は、ラブコメ描くのも初めてやったんですよ。好き過ぎるがゆえに書けずにいたジャンルなんですけど、好きなんだから描けばいいやって開き直ることができたのも、30歳でヘンな自意識が抜けたからかなぁ」

☆「恋して!?神様!!」→「神のみ」での桂馬の性格の変化
「こいつはコンプレックスがあるとか足りない部分があるとかいう状態からはかけ離れていて、“リアルなんてクソゲーだ!!”って言葉は100%の本音じゃないかって考えていった時に、“そうか、こいつは神なんだ!”と(笑)」

p269より引用
☆作者の心と桂馬の心が繋がっているように、ヒロインの心も作者と繋がっている
「僕はね、コンプレックスは山ほどあるんですよ!そんな自分のコンプレックスが、見事に女の子のけなげさやら可愛さとなって変化するんだから、漫画って素晴らしい(笑)」

「ストーリー作りに関しては、このタイプの子ならこのパターン、という定番ルートをまず頭の中に思い浮かべるんですけど、最後の最後、エンディングに至る展開は必ず自分の中から出したいなと思っています」

☆理想を持って現実を倒す!
このインタビューの直前に書き上げたという長瀬純編を踏まえて…
「僕は『神のみ』を描くうえで意識しているのは、“そうは言っても現実はこうだからさぁ”とか、現実を掲げて理想を倒すことはしないこと。逆に、理想をもって現実を倒すというかね。」
「みんなどこかで理想と現実のギャップで悩んでるわけですけど、二つを同じ平面上に並べてるから悩むんであって、ほんまの理想は現実とは違うとこにあるんじゃないかってことを、桂馬は見えてるんですよ。
理想があるからこそ現実でどんな目にあってても頑張れる、そういう意味でのポジティブさを桂馬は持っていて、その視点に立っているからこその“神”なんです。人間界の、教室内の階級としては最下層にいる神ですけどね(笑)。」

「理想」の部分、言い換えれば「少年」の熱さを、大人顔で否定せず、力強く肯定する。その視点こそ、若木が『神のみ』で押し出した最大の“色”なのだ。

☆これからの神のみ
「一見さんでも入りやすいように、これからもヒロイン一人につき四話ペースくらいで」
ベースの部分は少年漫画でありたいし、できるだけユニバーサルな、誰にでも当てはまるようなことを取り上げていきたいんです。」
「出方がオタク的になってるってだけで、僕は自分が読んできた『サンデー』の、少年漫画の面白さを受け継いで描いてるつもりなんですよ」

☆サンデー編集部石橋和章さんが語る『神のみぞ知るセカイ』制作秘話
・若木先生に関して
「お会いしてみたら、その読みきり(※「恋して!?神様!!」のこと)で描かれている主人公よりも、現実の若木民喜のほうが面白かった。漫画家の先生そのものが魅力的というかキャラが立ってるというかこんな面白い人は他にいない(笑)
「打ち合わせをすると(中略)内容よりも哲学論みたいな話になって、ものすごい言葉が連発」
「“俺はコレが好きだ!”って世界観が強固なんですよね。その一番濃いところをどう引き出すか、が僕の仕事です。桂馬と若木民喜をどれだけリンクさせるか。」

・担当としてみた「神のみ」
「桂馬が『うしおととら』のうしお、とら、『うる星やつら』のラムちゃんに負けないぐらい、大きなキャラクターになって欲しいと願っています。」
「アキバやネットだけでなく一般書店でも売れているし、雑誌のアンケートも常にいい。」
小学生読者もついてきてくれますし、むしろ男性よりも女性読者の方が支持が厚いんですよ。ヒロインの気持ちになって桂馬との恋愛を楽しむ、少女漫画的な読み方をしてくださっているようなんです。」
単行本の表紙はセオリー通り女の子の絵ではなく、桂馬でいきたいと僕から若木先生にお願いしました。桂馬というキャラクターを認知してもらうためにも、今後も表紙は桂馬で行く予定です。新しいヒーロー像として、世の中が広く受け入れてくれるんじゃないかなと僕は、本気に思っているんですよ。」


以下個人的な感想や気付きを。
私がサンデーに感じていた「好き」の理由を、若木先生があまりに的確に、あまりに印象深くかたっておられて悶絶しました。そして、私が「神のみ」を、そして若木先生が大好きな理由がよーく分かりました笑。(「○○は、○○だ!」とか言ってしまう、押し付けがましい、価値観がしっかりしてる人にひかれるんですよね、とことん…。こういう男性好きとして、同じくパピルスに載っている小説家島本理生さんをあげておきます笑。島本理生さんのインタビューも素晴らしかった!)

なにより嬉しいのは、担当の石橋さん、そしてインタビュアーの吉田大助さんの「神のみ」への熱さっ!若木先生がサンデー魂を発揮して、熱い漫画が描けているのも、周りの人の理解があってこそなんですね。
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ああ

単行本表紙は桂馬で行こう!
これは石橋さんの発案だったのですね。
グッジョブ通り越してベストジョブですよ。

生え抜きじゃないにしても、こういう編集さんが居る限り、サンデーは大丈夫だと思いますよ、ええ。
[ 2009/03/08 03:11 ] [ 編集 ]

@さん、こんばんは~
ホントにベストジョブですよねー!
石橋さんはスクエア・エニックスから小学館に移られた、いわば外様なんですけど、こういう新しい人が案外サンデーを立て直していくのかもですね。
[ 2009/03/08 22:29 ] [ 編集 ]

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