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たまには新書とか読んでみましょう、と。荻上チキさんの『ウェブ炎上』

ひえー、かーずさんのところから人が流れてきてる…嬉しいけど畏れ多いです、うう!!
本格的な神のみ4巻の加筆修正はあげる予定です。また来てください~(宣伝)

そんな中空気を読まず普通に本の紹介。
私、トラカレ!とか荻上チキさんのブログとか巡回先に入ってるんですが、チキさんの著作『ウェブ炎上』は読んでなくて。おまけに「大学の宿題(書評)がまにあわない」という身内の泣きつきが重なったんで、この本読んで書評なぞ書いてました。コレやってたから加筆修正の記事が遅くなってるんだよっ怒。
あ、でも本自体は非常に面白かったです。特に「イラク三馬鹿」事件なんかにすごい違和感感じてた私は目からうろこなことがいっぱい。(こういうこというとサヨクとかいわれそうだな笑)
もっと早く読めばよかった。
しかし、書評って難しいですね。私が書くとどうしても感想になってしまいます。


ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 荻上チキ(ちくま新書、2007年)
自分のブログのアクセス数に一喜一憂し、アクセス解析を眺めて、どこから訪問者がやってくるのかチェックする。膨大な時間をかけて、毎日記事を更新する。自分の書いた文章に、誰から、どんな反応が返ってくるか気になってしかたがなくて、用もないのにパソコンを立ち上げ、自分のブログにアクセスしてしまう。オフラインで何か別のことをしていても、ブログのことを考えてしまう。

これはブログ1年生である私の日常で、自分の熱中しやすい性格や、オフラインに不安を抱えている精神状態がこのような「ネット依存」の状態をつくりだしているのだと考えていた。しかし本書では、ブロガーである著者自身が私と同じような経験を語り、「ネット依存」に陥ってしまう原因を「ウェブ上で自走するコミュニケーションが、自らの手を離れていってしまうことが可視化されたことによる不安に駆動された結果」としており、一気に眼が覚める思いがした。インターネットに放たれた私の発言は、私がオフラインの状態であってもウェブ上でコミュニケーションに接続しつづけ、現実の私から乖離していく。私が知らない私の分身のひとり歩きが不安の正体であり、ネット依存につながっていたのだ。

このように書くと、インターネットにたいするネガティブな面を強調していると感じるかもしれないが、自分の分身がひとり歩きしてコミュニケーションをつづけるという現象はウェブ以前から存在していて、ウェブはその現象を見えやすくし(可視化)、つながりやすくするという役割を果たしているというのが本書のスタンスである。そのスタンスを踏まえて「炎上」(インターネット上で、特定の対象に批判が殺到して収拾がつかなくなること)はなぜ、どのようおきるのかというしくみを、インターネットをよく利用する層には馴染みがある実際の事例を多く取り上げながら説明している。

「炎上」の原因の1つである「サイバーカスケード」(インターネット上で個人が情報を自由に集め、議論や対話を重ねることで、結果的に極端な言説パターン、行動パターンに集団が流れていく現象)の分析では、エコーチェンバー、アーキテクチャといった専門用語を素人にも分かりやすく説明してあり、「炎上」にとどまらず、ウェブ上に無数に転がっている言説を客観視する手助けになるだろう。少しひっかかったのは、「インターネットの長所を否定する」ことへ警鐘を鳴らしているにもかかわらず、長所が何なのかはっきり示されていないところだが、この本のターゲット、すなわち「炎上はなぜ、どのようにしておきるのか?という疑問を持っている人」は、すでに長所について良く理解しているのかもしれない。

インターネット上で情報を閲覧する、そして情報を発信するという行為は誰でも簡単に行えるようになり、インターネットはすでに日常道具となっている。ウェブ上で起きた実際の事例を分析した本書は、日常道具を使いこなすガイドブックとしての役割を果たすのではないだろうか。
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[ 2009/04/26 18:30 ] いーかげんな日記 | TB(0) | CM(0)

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