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神のみぞ知るセカイFLAG68感想速報版~楽しいことを知っているからこそ、寂しい気持ちも知ることができる~

FLAG68「Every Good Girl Deserves Favour」
よみましたっ
やばいです、涙が止まらないです…
梨枝子おばあちゃんの寂しさと幸福と、そして桂馬のこれからの未来を夢想して、昼間っから大泣きしてしまいました。こんなのちひろ編以来ですねぇ。私は、「普通」の寂しさとか不安とか孤独に弱いみたいです。

こういうふうに「泣く」とか「笑う」っていう、ほかの人の目からも見える形で感動した場合って、その感情が説明しにくくて…。今回の感想記事も分かりにくい部分があるかもしれません。

☆愛梨ちゃんと梨枝子おばあちゃん
自由気ままに、人の目を気にせず生きている愛梨ちゃんと、過去にいた友達と離れて独りになってしまったおばあちゃん。今回、心のスキマがあったのは、愛梨ちゃんではなく、常に「長く生きているが故の寂しさ」を抱えている梨枝子おばあちゃんの方でした。

おばあさんは子供産めないから駆け魂も入らなさそうですが、以前若木先生がブログに書いていたように、「勘違い」してスキマに入り込んでしまうこともあるんですね。ということは、「男」に間違ってつく、なんてこともありそう笑。

お墓で遊んでいた幽霊っぽい少女は、駆け魂(正確にいえば、おばあちゃんの「寂しい」「みんなと遊びたい」という気持ちを駆け魂が具現化させたもの。楠主将の分裂と同じような現象。)で、お盆で帰ってきていた友達の霊とともに遊び、そして帰って行きました。
(という解釈でいいんですよね…?)
お墓に集まってきた霊?たちは、やっぱり本物の霊なのかな。
となると、悪魔、天使以外で人外のものがでてきたのって初めてですね。

いつまでたっても、遊びに来ないはずだった友達たちは、お盆という時期、お墓という場所で初めて遊びにくることができた。素敵な演出でした。

☆楽しさを知っているからこそ、寂しさを感じる。1人に戻っていく寂しさ。
同じことを、efの火村さんが言ってましたね。
記憶障害の千尋が人と深く関わろうとしないのは何故か。深くかかわってしまった結果、千尋はどうなってしまったか。)

でも神のみはefの千尋エピソードと違って、もっと身近なものとしての寂しさ。
生きていると、誰もが経験するであろう心のスキマについて描いてありました。
それは、1人に戻っていく寂しさ。

今は1人でも、ずっと1人で生きてきたわけじゃない。
心のスキマが生まれても、寂しくても「良い人生だった」と言い切る梨枝子おばあちゃん。
人間はそのスキマを埋めるのではなく、受け入れて生きていかなくちゃならない。
思い出を大切にして、生きていくしかないのです。


☆現実って…何が楽しいんだ…?
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ちひろ編以降、桂馬は「現実とは何か?」「なぜみんな現実で辛いことがあっても、生きようとしているのか?」ということを考えているようですね。

今回も、頭では「スキマを受け入れて生きている」人たちがいることを理解していても、自分の実感として「現実が楽しい」っていうのが薄いのでしょうね。桂馬は、まだ「現実の楽しさ」を知らない。

しかし、桂馬も「ずっと1人で生きてきたわけじゃない」し、エルシィが現れて以降、現実の中で「思い出」を積み重ねているわけで。きっと、桂馬も、現実の女の子や家族との思い出を大切に思う時期がくるんじゃないかな、現実で寂しさも楽しさも知ることがくるんじゃないかな、と思わせてくれる良回でした。


☆駆け魂狩りにともなう「記憶」の消去と「思い出」の消去は違うのかも。そして桂馬の変化について。
梨枝子さんは「思い出」があるから、心のスキマを抱えても生きていけると話してました。

桂馬は、駆け魂攻略を通して、何人もの女の子との「思い出」があります。
でも、女の子たちはその「思い出」を消去されてしまう。
「現実の女の子」と「神」のあいだには、ここで断裂が生まれてしまうわけです。

それは桂馬の「神の孤独」を深める一因になっていたんじゃないかと思うのですが、定期テスト&バンド結成回で、女の子たちの「思い出」が完璧に消去されていないんじゃないか?という疑問が、桂馬の中で生まれています。「気のせいだ」なんてごまかしてましたけど、「記憶」の消去と「思い出」の消去は違うんじゃないか、と私は思っています。

今回のエピソードでは、心のスキマは埋めず、スキマを抱えたまま生きていくという選択でしたが、これって今までに登場した女の子たち全般にも言えることだと思うんですよね。
たとえ心のスキマがもう一度生まれてしまっても、「思い出」があるから、スキマを抱えたまま生きていくことができる。

桂馬も、「思い出」についてちょっと考えているんじゃないかな、と思います。
スキマを受け入れて…生きているんだ…と呟く桂馬が見てるのはPFPじゃなくて、おじいちゃんがくれた器なんですよね。これは重要な変化なんじゃないかな。
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というのも、以前の桂馬は攻略後ゲームにすぐ没頭することで「現実」と自分は違うという態度を明確にしていた気がするんです。(栞編はそれが顕著。)
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以前書いた言葉でいうと「神の孤独」ですね。
(神の孤独、現実と桂馬の間にある断絶については孤独なる神、神の孤独――若木民喜『神のみぞ知るセカイ』(1)~(2)とか「神のみぞ知るセカイ」第2巻の感想~かのん編と栞編の対比から見えてくる神の孤独~あたりを参考にしていただければ。)
だけど今回は「現実が自分に向けている好意」、そして「現実と自分の間にある思い出」であるおじいちゃんの愛がつまった器をちゃんと見ているわけで…。桂馬にとっての「現実」が少しずつ動きだすのかもしれません。


☆梨枝子さん推定17歳かわえええええ!!!
ギョロからこんな美人に!!しかも私好みのブラウス+タイ+プリーツスカートというレトロないでたちですよっ。梨枝子さんの学生時代のお話とか、おじいさんとの馴れ初めとか笑、スピンオフでやってくれないかしら~と思うくらいヒットでした。
愛梨ちゃんもおばあちゃんの幼少期と同じ顔なんだから、きっと美人に成長することでしょう笑。

愛梨ちゃん、すっかり桂馬がお気に入りですね。そりゃあんだけままごとにつきあってくれたら懐くでしょう笑。桂馬は割りと教師っぽいんですよね。どっちかというと、物事を冷静に見て対処していく「プロ教師の会」的なスタンスですが。(教育学やってる人じゃないと分かりにくいネタ…)


☆サブタイトルの元ネタ
いうまでもなく英プログレの古参バンド、ムーディーブルースの曲ですが、いままでのような曲名そのままじゃなくて、原題の「Every Good Boy Deserves Favour」をもじってますね。BoyがGirlになってます。


☆エルシィ大活躍、そして駆け魂には言葉が通じるのか
今回は普通に活躍してます笑。
説得に応じたってことは、駆け魂と意思疎通できたりするのかしら…。


☆巻末コメント
Qケータイに加えて欲しい新機能はなんですか?
A.バッテリーが切れないようにする何か。


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初めてコメントします。
毎週感想を楽しませてもらってます^^

さて、私はバンドの回での桂馬は、ヒロインズの記憶が完全には消えてないことを理解してるんじゃないかなーと解釈してます。
それで「ほっとしている気持ち」が自分の中にあることを「気のせいだ」と強がってる・・と読んだんですが、どーでしょう?
[ 2009/09/16 17:52 ] [ 編集 ]

はじめましてー!!

> さて、私はバンドの回での桂馬は、ヒロインズの記憶が完全には消えてないことを理解してるんじゃないかなーと解釈してます。
> それで「ほっとしている気持ち」が自分の中にあることを「気のせいだ」と強がってる・・と読んだんですが、どーでしょう?

なるほどー、それもあるかも。というかその解釈、非常にきゅんきゅん来るのですがっ笑。
桂馬が現実を意識しはじめてるのは確かですね、たぶん。
[ 2009/09/16 18:08 ] [ 編集 ]

私も泣いてしまいましたわーw
お年寄りにかけてしますが、
これってつまり…色々当てはまる状況の人って居ますよね(汗)。
あれこれ考えて、心にグサッと突き刺さる回でもありましたw

あとじーちゃん入魂の痛焼き(何か違う意味になるな)、
また出てきて活躍することを密かに期待していますw
[ 2009/09/17 07:16 ] [ 編集 ]

随分返信が遅くなってしまいました…スミマセン。
>Fさん
私はお粗末な人生経験しかないですけど、もう会えないだろう人を思い浮かべて、再読するたびに涙が笑。

あの器(痛焼きっていいですね!笑)インパクトあるんでまた登場しそうですよね。いつぞやの二枚舌のくまぬいぐるみみたいに…

[ 2009/09/25 00:40 ] [ 編集 ]

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