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神のみぞ知るセカイFLAG112感想~理想vs現実が今再び~

FLAG112「絶対彼女」

よみましたっ
再び…とは書きましたが。
ちひろ編で、桂馬の「神」としての立ち位置について疑問が投げかけられ、純編でさらに進んで「理想vs現実」の戦いがクローズアップされました。そのあとで、女神の設定と絡めて「現実」に巻き込まれていく桂馬を描き、その空気に慣れたところで今回の攻略ですよ。

私が思うに、ちひろ編で
・自分自身への絶対的な自信、そしてゲーム理論で得た絶対的な価値観。桂馬ははっきりとこれを自覚する。
・現実が共感を求めても、きっぱりと否定する。
純編で
・現実と違うところに理想をつくり、現実に対して理想を見せていく。
という桂馬の生き方というか、桂馬の方向性が決まったような気がするのです。

参考
神のみぞ知るセカイFLAG32 感想とか元ネタとか後半(ちひろ編)
神のみぞ知るセカイFLAG41及び純編 考察レポート①(純編)

純編以降、「現実」に巻き込まれていくなかで、桂馬は、みんな傷つくことが分かっているのに、なぜ「現実」に留まろうとするのか、なぜ理想のセカイの住人である自分が「現実」に巻き込まれなければならないのか、ということ考えているんじゃないかと。

で、今回はそういう桂馬の「現実」と「理想」に対する考えが表にでてくる攻略なのかなぁと思います。
(女神も絡んできそうな気はするけど)
そういった意味でも、神のみ前半(純編以前)に投げかけられた疑問、テーマの集大成っぽいお話になる気がしてきた。


15ページ目(本誌41ページ)~17ページ目(本誌43ページ)の、桂馬と灯の問答。(会話じゃなくて問答といいたくなる笑、哲学とか美学とか、そういうくくりの話の中でありそうなので。)

「こんな油臭い女といて…お前に何の益があるのじゃ。」
「うっとうしいだろ?さっさといなくなればいいのに…」
「現実ってのはイライラするもんだよ。こっちの都合なんて考えてくれない。」
「人がせっかく理想の世界で暮らしているのに…いーかげんな世界に引っ張り出されて…」
「こんな嫌な女と、会わないといけない。」

「嫌な女ですまぬな。」
「完全なものなんて作れっこないよ。現実なんて…完全なものなんて一つもない。」
「お前は悲観的じゃな。」
「単なる事実だ。」
「私は…完全な人間は…存在すると思うのじゃ…」
「よくがんばるな。ボクはこんないい加減なセカイ、付き合う気ないよ。」
「そう言いながら、なぜここにいる?」
「…」
「こっちが聞きたい。」

(以下略)

現実の中で完全を求める、冷静で動じない機械のようで、実はかなりのロマンチストで理想家の灯。
現実以外の場所で、すでに理想の世界を見つけてしまっているのに、現実に留まり続けている桂馬。

桂馬を「二次元でも三次元でも完璧な神である」とみなすか、「二次元では神であるが、やはり三次元での桂馬は人間である」とみなすか…読者の期待はそれぞれだったと思いますが(詳しく知りたい人は2ch過去ログを読んでみよう…年末から止まってしまっていますが)、今回、桂馬の感情的な面を灯に指摘させて、桂馬は神だけど普通の人間だよ、とはっきり示しているような気がします。
(ちひろ編の時のように引きこもらず、逆に感情を爆発させているのは、現実でも「自分自身への絶対的な自信、そしてゲーム理論で得た絶対的な価値観」が通用するってことを知っているからでしょうね。)

キスして動揺しているのは灯ではなく桂馬であり、そういう感情がセカイを堕落させると灯に言われて…
割れる!!
金剛力士像みたくなる!!
幼児のようにだだをこねるw!!
エルシィに抱きつけといい、予想外に後ろから抱きつかれるとめっちゃ動揺するww!!!
灯の、音声付新ロボットに、目を輝かせて改善案を提案するwww!!!
という、人間らしいかわいさを全開にする桂馬はみていて気持ち良かったです笑。

あと、灯に対する、「真の理想の科学者」の講義。
これはちょっとすごいですよね、読者が最初に想像するだろうストーリーを見事にまとめている笑。
コメディなんだけど、なんともメタなお話です、今回のシリーズ。
(こういうところが嫌いと感じる人もいるんだろうなと思いつつ、私はこういうちょっと上から、理想から見たお話の構成好きだ笑。)

灯にとっての理想、桂馬にとっての理想。全然違うわけで。(桂馬にとっては、ある意味不完全な部分がある方が理想なわけで。)現実の中ではこうやって、いろんな理想と理想がぶつかりあうというわけですね。


灯が桂馬に対して言っていることは正論だと思うのだけど、
「現実に流されている」「妥協を人に押し付ける」に関しては…違うと思うんだよね。桂馬は。
現実より上のところに価値観と理想を置いているから。

今回、攻略のために桂馬が目指すのは「完全な人間をつくる」こと。
灯との共同作業になるんでしょうか、そしてその「完全」の方向性は…。


これは勝手な妄想ですが。
「完全な人間を作るのと…不完全な人間を消すのは…どちらが大変だろうか…」
という灯の問い。これはセカイ全体の話だけでなく、灯の中で何か起きてそうな気がするんだよなー。
あと、ロボに音声つけてみたのは、桂馬の反応を見る目的があったのかなーとか。


☆巻末コメント
Q.犬派と猫派、どちらですか?あるいは他に好きな動物がいれば教えてください。
A.犬派。圧倒的に。犬派。




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