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【ノ・ゾ・キ・ア・ナ】携帯コミックはエロだけじゃありせん!

☆もっとモバMAN読者が増えるといい!!という願いを込めて
ヤングサンデー→ビックコミックスピリッツでRAINBOWを連載していた柿崎正澄先生が2話連続の読みきりで少年サンデーに登場し、青年誌の作家さんがサンデーで描くという試みがつづくのかなぁと漠然と思っていたら…

まさかまさかの本名ワコウ先生の登場でした!!



ノゾミとキミオ


ノゾミとキミオ


本名ワコウ
(C)Wakoh Honna/Shogakukan 2011


ケータイ発のメガヒット作[ノ・ゾ・キ・ア・ナ]の作者が、少年サンデーにてシリーズ新連載!! 女子更衣室のロッカーに閉じ込められた高校生・キミオ。同級生・ノゾミに見つかり、タイヘンなことに…!!


posted with EmbedSunday on 2011-03-05






本名ワコウ先生は現在、モバMAN(小学館の男性向けケータイコミックサイト)で「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」を連載中です。携帯配信のオリジナルコミックにも関わらず、単行本も6巻発売時で40万部。もちろんダウンロードランキングも常にトップ。間違いなくモバMANの看板漫画ですね。


【ノ・ゾ・キ・ア・ナあらすじ】
一人暮らしのアパートで見つけた壁の穴。覗いてみたら隣の部屋に美女がいた。そのことを告げに行ったら彼女が言った。私と“覗き合い”しませんか…? 禁断と背徳のソリッド・シチュエーション恋物語!
ソク読みより引用)
一人暮らしのアパートで見つけた壁の穴。覗いてみたら隣の部屋に美女がいた。そのことを告げに行くと彼女が言った「私と覗き合いしませんか?」1日交替で相手を覗くことになった龍彦とえみるは禁断と背徳の日々を送ることになる。
wikipedia ノ・ゾ・キ・ア・ナより引用)


どんな展開でも、とにかく一話に一回はセックスシーン(又はそれに準じるモノ)が挿入される携帯コミックらしい作品なのですが、エロのクオリティが高いのは勿論(男性にとっての実用性はどうかわからないけど笑)キャラの心理描写(これが飛びぬけてる!)もストーリーもかなりしっかりしていて続きが読みたい!と思わせられる作品です。

アマゾンのレビューで「ToLOVEる」や、「いちご100%」と同系統、という風に書いていた方がいたのですが、確かに1巻は損な感じ。ですが現在の展開はそういうライトな感じはないですね。
個人的には北崎拓先生が現在スピリッツで連載している「このSを、見よ!」他のクピドの悪戯シリーズにちかいんじゃないかと思います。

しかしながらやはり携帯配信のコミック、毎週毎月雑誌を講読しているような漫画好きには知名度が低い…
ということで今回のサンデー登場はすごく嬉しかったんです!!

うれしかった…のですが。

どうも、本名先生(および「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」の)「エロ」の部分しかサンデー読者に伝わっていないなぁと感じるのです。目に付くネット上の感想は「女の子がエロくて可愛い」けど「青年誌でやれ」「エロ漫画雑誌でやれ」「同人誌でやれ」「毎週結局おんなじことやってる」etc…
でも、確かに…少年誌版の設定では本名先生の作品の魅力が半分も伝わってないんだ!それがもどかしい!!

私は声を大にしていいたい!!
本名先生の作品の魅力はエロだけじゃないぞと!!!

☆「ノゾキアナ」と「ノゾミとキミオ」の違い
サンデーに掲載された「ノゾミとキミオ」は、「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」を少年誌向けにライトにしたもの、という印象です。「隣人の生活をまるごと覗くことが出来る穴」は削除され、「女が男の弱みを握って覗き合いを強要する」という設定のみが残りました。主人公(龍彦→キミオ)はまんまですが、女の子(えみる→ノゾミ)は、かなりしたたかさや腹黒さが抜けて、小悪魔美少女って感じになっています。

普段はおとなしいノゾミが覗き合いでしかみせない表情や姿、ラストページで主人公に向けられたとびっきりの笑顔。キミオはノゾミに振り回されっぱなしで、ノゾミの本心は見えない。だけどどうしようもなくノゾミに惹かれていく…。とても丁寧に、わかりやすく描いていてさすが本名先生!!でした。

だけど何かものたりない。
「穴」がなくなった、というのも一つの大きな要因でしょうが、何より足りないのは「主人公の恋人」でしょう。

「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」では、主人公龍彦に恋人がいるのです。
だから龍彦は「覗き合い」を強要するえみるを自分の幸せを脅かす憎い存在と認識している。
同時に「覗き合い」などという奇妙な遊びを提案するえみるに「何を考えているか分からない」という怖さも感じている。
…なのに、龍彦は「覗き合い」を受け入れ、えみると秘密を共有していくなかで、少しずつえみるに惹かれていくんです。
そしてえみるは「龍彦と繋がるには覗き合いという手段しかない」という不器用な愛し方しかできない。


☆女の涙をみせない素晴らしさ
最新話(69話)では、そんな龍彦とえみるの苦しみ、罪悪感が痛いほど伝わってきました。
登場人物三人のセリフも秀逸なのですが、なんといっても「絵」で心の動きを描いているところが素晴らしいです!!69話は間違いなく神回!!
追記部分にネタバレ込みで本名先生の演出の素晴らしさを語ってみたので気になる人は読んでみてください。

☆その他モバMANオススメ漫画
「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」以外にも、モバMAN連載で素敵な作品はたくさんあるのです!!
意外と良作多いんですよ!!「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」が看板ですが、かつて少年サンデーで連載されていた殺し屋で教師なジーザスが主人公のハードボイルド学園モノ「JESUS」の続編、「JESUS 砂塵航路」は大変萌える…じゃなかった燃える作品でもっと売れていいと思ってます!!

ジーザスがカッコいいのはもちろん、今作では女子高生がたくさんでてきます!


新連載の「ヒメゴト~十九歳の制服~」の心理描写と人間模様は毎回すごい。ぜひ女性にも読んでほしい作品です。19歳の2人の女と1人の男が主な登場人物。いつも男扱いされているけれど自分の女の部分を感じている由樹。友達の前ではおっとりしたお嬢様を装っているけど実は自分の少女性に異常にこだわるあまり「高校生」として制服をきて売春をしている未果子。女子にモテモテで彼女もいるけど隠れて女装している佳人。この三人の複雑な関係と秘密がみどころです。未果子や由樹の感情、女性は多いに共感できるんじゃないかと思います。4月に単行本でるんでぜひ読んでー!
ヒメゴト~十九歳の制服~ 1 (ビッグ コミックス)


下ネタコメディ好きなら十神真先生の「桃色兵姫スピン」も見逃せません。
とにかく女の子が可愛い!おっぱいが絶品!!主人公の勝も可愛い!!!!(男だけど笑)
お約束展開も多いのですが小ネタやギャグ、テンポが非常に気持ちいいです。
出てくる女の子ほとんどが勝にベタ惚れでエロい攻撃をしかけるんですが笑、勝の本命である幼馴染のマッドサイエンティスト陽世だけは露骨にエッチを迫ったりはしないツンデレ。
幼馴染でナチュラルにツンデレ!!はいきたよ私の好きな女の子パターンだよー!!
2巻の表紙は陽世が全面にでてて私歓喜でした!!!
spin.jpg
右のスタンガン持ってる子が陽世。左のピンクの子がロボットのスピンちゃんです。
桃色兵姫スピン 1 (ビッグコミックス)


「ノ・ゾ・キ・ア・ナ」ほどではないですが、口コミで単行本が売れている作品もあります。
ホラー漫画の「女囚霊」です。


以前アルファルファモザイクで記事になっていましたね。
【自己責任】携帯漫画だが凄いホラー漫画を見つけてしまったかもしれない
↑コレ読んだらきっと読みたくなると思う!!

女子刑務所を舞台に、呪い、新興宗教、催眠術等々が絡んでくる話です。
話もですが絵もとにかく怖い…!
連載時は最新話を読むのに覚悟がいり、読んだ後は怖すぎて夜寝れないほどでした…。
ホラーなのですが、推理モノのようにしっかり伏線を張っていて読み応えがあります。
1冊で完結ですし、怖さ&完成度は折り紙つきなので興味ある方はぜひ!!

作者の加藤山羊先生の手による「女囚霊」特設サイトもあります。→女囚霊特設サイト

この特設サイトで公開されている「山童」という読み切りがまた怖い…怖すぎる…!!
無料で読めるのでぜひ読んでみてください。


…とまぁ、携帯コミックも安易なエロ漫画だけじゃないんですよ!!面白い独特の作品もたくさんあります!!
今回紹介し切れなった作品もあるのでまた感想等書きたいです。
「覗き合い」を受け入れ、えみるの存在を黙殺すると決めた龍彦。
それなのに穴の前で彼女のまどかとセックスすることに迷いが生じます。彼女に浮気を疑われ、ずっと避けていた穴の前でしてしまう龍彦。
えみるが見ている気配を感じ取った瞬間、苦しみに襲われるのです。
「今また、えみるの前でこうしていることが、…なぜ こんなにもくるしいんだーー!!」

画面的には非常にえっちなシーンなのに、エロくみだれるまどかと龍彦の苦しい表情とモノローグが交互に描かれていて…龍彦の心情が非常に丁寧に描写されています。エロに興奮するどころじゃありません!!涙

更に、今回まどかは目隠ししてエッチしてるんですよね。まどかは龍彦の表情を知らない。
どこに、誰にむけて発言しているのか分からない。

「好きな人には全部みせたいの。」
というまどかに対して、龍彦は「見せたくない」と反論します。

「何もかも見せ合うって、一見すごく聞こえがいいけど…」
(中略)
「わかり合いたい相手だからこそさ…!何度だめな自分を見られても…その度に思うんだ…っ…」


最初はまどかと話していたはずの龍彦ですが、ここできちんと穴に向かって…つまりえみるに向かってしっかり言い放ちます。

「対等な関係で笑いあっていたいって!」
「一瞬 心が触れ合って…笑顔を向けてくれるだけで…心強く思える…」
「そんな大きな存在だと思える人だからこそ…本当に何もかもを見せたくはないんだよ!!」


このシーンでは、あるはずの部屋の壁が描かれていません。えみると龍彦がちゃんと目をあわせて向かい合っているのです。

しかしその後すぐ、えみるの驚愕の表情がアップにされた時には壁がちゃんと描かれている…。
龍彦がいくら壁をなくしたいと願っても、えみるにとってはとても厚い壁なのです。

目隠ししたままだったまどかは、龍彦の言葉は自分に向けられたものと勘違いします。
「そんな風に思ってくれてたんだ……嬉しい。」
彼女のまどかも、すごくいい娘なんです。だからこそ、胸が苦しい…。
まどかと龍彦が付き合えるよう後押ししたのも、えみるだったりして。

龍彦の言葉に思わず鏡を割って音を立ててしまうえみる。
「やだ…夜中に騒がしくしたから起こしたかな、ねぇ…隣ってコワい人?」
「…さぁ、2年近く経っても、…まだよくわからないんだ。」

この時のまどかの無邪気な表情と、龍彦の諦めを含んだ表情の対比が…涙。

そして、こんな時でもえみるが流すのは涙ではない。
鏡を割ったときに流れた指の血を舐めながら、こう呟くのです。
「…それでもあたしには…これしかないんです…」
「あたしが木戸さんと繋がることができるのは…「覗き合い」(コレ)だけしかないんですよ…」


どうしてこうなった!!どうしてこうなった!!!
この3人がハッピーエンドを迎える日はくるのだろうか…涙。
ますます目が離せません…。

関連記事

紹介ありがとうございます!

『女囚霊』取り上げてくださってありがとうございます。サイトの漫画まで紹介してくださって感謝です!
モバMANはベテランの方も描いてますが、ヤンサンが廃刊になったことで載る場所を失くしたスピリッツとヤンサンの新人作家達の受け皿でもあるんですよね。
(スピリッツにもヤンサンの連載が大分引っ越してきましたし^^;)
なので「ここで力を付けて本誌に行く」という気合を込めて描いている方も多いと思いますよ。

[ 2011/03/08 12:42 ] [ 編集 ]

>矢樹先生
コメントありがとうございますー!
女囚霊は人に勧めたくなる漫画ですね。
そして感想を聞きたくなります…!

>ヤンサンが廃刊になったことで載る場所を失くしたスピリッツとヤンサンの新人作家達の受け皿でもある
なるほど、サンデーにはクラサンや超がありますけど青年誌にはないですもんね…
熱がこもった作品が多いのはそういう面があるのか!と目から鱗でした。

もっと読者が増えればいいなぁ、と思うのですが今回紹介を書くためにネットを検索して情報のなさにびっくりしました。「携帯」に特化しているとPCからはモバMANのサイトが見れないので難しい部分もありますね…
[ 2011/03/09 00:11 ] [ 編集 ]

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