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【祝10周年】Mr.FULLSWING通称ミスフルについて語ってみる①

☆サンデー以外の作品を語るのは珍しいですが。
10年です。
ミスフル連載開始10周年なんです!!!
おめでとうございますーーーーーー!!!(正確にいうと連載始まったのは5月なんでもうちょっと先なんですがっ)
mf4.jpg
1巻収録 4発目「雨と嘘と微笑みと」より。主人公を冷たい目で見つめるヒロイン。このシーン(とその後の主人公のいいわけ)でこの漫画は名作だと確信しました笑!!

ミスフルってネタ的に語られるか、(例→http://bit.ly/bnWVbD腐女子媚漫画乙的に馬鹿にされてるか、とにかく普通の漫画好きからは見向きもされてないような気がして悔しいのでちょっと、ね、10周年だしミスフル布教記事でも書きたいなぁと。

ネットでの(ネタ以外の)レビューが少ない割には、ついったーやオフ等でミスフルの話題になると「好きだよ」って言ってくれる漫画好きの方多いんですよね。(特にギャグへの反応多し)
みんなもっと公にミスフルの魅力語ってくれええ!!



『Mr.FULLSWING』とは、2001~2006年にかけて週刊少年ジャンプにおいて連載されていたギャグ漫画兼野球漫画である。略称『ミスフル』。基本は野球のど素人である猿野天国が、ヒロインの鳥居凪のハートを掴むべく、高校の野球部で奮闘する物語である。変人が沢山登場する、多分、ストーリー野球漫画かも知れない。丸5年連載され、人気もそこそこあったにもかかわらず、アニメ化されていない。パロディネタが多いのが特徴(スクラップ三太夫、無駄無駄無駄無駄…、ボールは友だち、GOKURAKU、死ぬ気弾、等のジャンプ漫画や、『機動戦士ガンダム』や『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公碇シンジやヒロイン綾波レイのセリフネタなどのアニメネタ等)。多様な投法・魔球・打法・守備の形式が残されている。特に後期は、物理的にも不可能な技がメインとなっている。また、ユニフォーム関連の描写などは野球のルールや常識を逸脱したものが多々あり、これについて作者は、キャラの個性を前面にだすべくあえてそうした旨をファンブック球春白書において語っている。
wikipedia及びニコニコ大百科から引用)

この作品のため、そしてアンケートを出すためにジャンプを購読していた時期が私にもありました。
去年↑に貼ったコンビニ版リミックスが刊行され(途中で止まってしまいましたが…)、新たに収録された信也先生のフリートークのぶっちゃけ具合が素晴らしく(※1)猛烈にレビューとか考察とか書きたくなったんです。
というわけで5月まで週1~2でミスフル記事が続く予定。

基本的に小学館で活躍している作家さん以外の漫画には疎いんですが、ミスフルの鈴木信也先生作品はベツバラです!!ジャンプだと鈴木央先生も大ファンなんでサンデーに移籍してきたときはホントびっくりしたものです…信也先生も別コロに読み切り描いたりしたので小学館に戻ってきてくれないかなぁ(※2)と秘かに思ってたり…

☆「作者」の存在が大きい作品
私は若木民喜先生(神のみぞ知るセカイ)や久米田康治先生(さよなら絶望先生)の存在そのものに萌える、いわゆる「作者萌え」な人種です。(※3)
そんな私がミスフルを初めて読んだ時の反応→
ジャンプに久米田先生みたいなひときたーーーー!!(大歓喜
弟が友達に借りた1巻を何気なく読んだのが始まりでした。

容赦ない(だけどセンスが光る)ギャグ、容赦ない下ネタ、ラブコメありきのスポーツ、初めて触れるジャンプ漫画らしい派手な展開、そしてなにより鈴木信也先生のフリートーク…!!

1巻読んだ時点でもう惚れてました。自ら単行本折り返しに写真載せといて恥ずかしがるとかもうね…!!

可愛い女の子と馬鹿な男のラブコメ、ジャンプ的スポコン、ギャグ、キャラクターの多彩さ、各キャラクターが持つシリアスな背景。
とにかく自分が描きたい、面白いと思ったことをこれでもかと画面につめこむ作風(あたかも新井理恵先生のごとく(※4))は、読者人気に左右される少年ジャンプの作品としてはかなり異質で、ジャンプ本誌も単行本も舐めるように読んでいました。


☆熱血スポーツ漫画路線を忘れなかった行け!!南国アイスホッケー部=Mr.FULLSWING
最後の最後はギャグパートが減り伏線回収のシリアスな展開が続きましたが、それまではどれだけ紙面がごちゃごちゃしようとシリアスなストーリー展開をぶち壊すようなぶっ飛んだギャグを必ず挿入し、一部の読者の顰蹙を買っていました笑。

最初読んだ時は某南国アイス(※5)みたく、だんだんストーリー要素が抜けてギャグ漫画になるか、おねーさま方に受けたのでギャグが抜けてストーリーよりになるかどちらかになると思ったんだけど、終盤までギャグとストーリーどっちもやろうとしてたのがホントに凄い。自分が面白いものを書きたい、という作者の信念、そして「どっちもやらないと不安になる」ちょっと気弱で不器用な面が見えるあたりが…大好きすぎます!!どんなに忙しそうで悩んでいそうでも、フリートークでおバカなハイテンション文章で読者を笑わせてくれる信也先生が大好きです!!!

そして何よりかなり個性的なキャラクター設定。お前らホントに高校球児かよ!というファンタジー漫画やRPGのような外見、そして野球ユニフォームの魔改造っぷり、バトル漫画のような技や能力の数々…(※6)と「野球への冒涜だ」という意見も少なくありませんでした。

それでも信也先生はいろんな層の読者に読まれるエンターテイメントとしてのミスフル、そして自分が描きたいことを追求してミスフルを5年間も続けたからこそ、今でも愛されるキャラクターや世界観が生まれたのだと思います。

しっちゃかめっちゃか行き当たりばったりに見えて、こういうの書きたいって部分はぶれてない作品だなぁと思うんだ… 
20巻以降、もっと終了まで余裕があればもっともっとかけた部分はあるんだろうねぇと思うと切ない。大神さんを巡る過去話とかそこから始まる確執とかは和月先生とか藤田先生ぽいよなーと。

ずっっっと他作品(主に和月先生かな)に影響うけてシリアスもの描いてた信也先生(ミスフル以前は、バイオレンス満載のシリアスな読み切りシリーズを描いておられました)が、自分の素を受け入れて描いたものが読者にうけて…という流れは若木先生を思い出します。ただ、神のみの場合はかなり連載前から計算されて描かれてる部分があるけど、ミスフルは連載しながら構築されていったというのが違いですかね。だから結構設定の矛盾が生まれているという笑。

☆ミスフルの根本はラブコメだ!!
この後、2巻ずつ、最終巻24巻までのレビューを12本書く予定なんですが、私がミスフルの根本は何か、と考えてることをつらつらと書いておきます。
さっき「こういうの書きたいって部分」はぶれてないっていいましたが、それって主人公猿野天国とヒロイン鳥居凪のラブコメだと思うんです。

ミスフルって、最初は学園ギャグ漫画として始まるんですよ。
主人公天国が一目ぼれするメガネっこヒロイン凪さんの描写に尋常じゃない作者の愛を感じます。
フリートークでもおっしゃってましたがおそらく作者の理想の塊です笑。

そこがサンデーラブコメ好きの琴線に触れたのかもしれない。
猿野天国はパワー自慢の惚れっぽい馬鹿で野球素人で。でも野球部マネージャーの凪さんのために「自分はすごい野球選手だ」ってウソをついて、そのウソをつきとおすために馬鹿すぎるくらいまっすぐに頑張るんですよ。
第4話、なんでウソついたんだ、なんで苦しんでまで野球の特訓するんだと悪友に聞かれた猿野の言葉、そしてそこにあらわれた天使な凪さんに私のラブコメセンサーは爆発したものです…スポーツラブコメ史屈指の名シーンだと思う。

だからこそ、天国にとって「凪さんのため」だった野球が仲間のために、自分のためにになっていく展開が好きだったんです。

まぁこの設定は最後の最後で崩れちゃうんですけど…涙。
この設定に関してはまた次の本編レビューで!!


(※1)
御柳芭唐の予想外にそっちの道のおねーさま方に人気がでてびっくりした話とか、それが特にアンケート人気に繋がらなかった話とか、初期のご自身の絵柄が「斜線病」と言われてた(当時週刊少年漫画板でこう言われてた)こととかにちゃんと触れてるあたりが素敵すぎますふへへ。当時は2chねらー漫画家として久米田先生と信也先生の名前がよくあがってたっけ…

(※2)鈴木信也先生はもともとサンデーでデビューして、サンデーの作家さんのアシスタントをされていました。のちにジャンプへ移籍し和月伸宏先生のアシスタントへ。私の記憶が確かならば95年くらいのサンデー超に読み切りも載ったはず…今度発掘できたらなぁと思っています。西森博之先生のアシスタントだったという噂がありますが本当かなぁ。西森先生のアシで鈴木っていったら鈴木けい一先生しか出てこない私。

(※3)そして作品を読むときも、「作者が何を表現しようとしているのか」を読みとることに注力するタイプです。なので、作者が意図しないところでのセリフややりとりをカップリングに結び付けて新しい世界をつくる女性向け二次創作にはそこまで興味がなかったのです。しかし、ミスフルに関しては「作者萌え」と「二次創作萌え」が不可分だよなぁ…と思っています。ここら辺ものちのち書きたいなぁと…

(※4)試合中に挿入される怒涛のギャグ(18巻収録167発目 恵みの息吹より)
mf1.jpg
そして同時期の新井理恵先生の連作作品(うまんが1巻171ページより)
umanga1.jpg

(※5)
下ネタ王子こと久米田康治先生の漫画家デビュー作であり初連載作「行け!!南国アイスホッケー部」。当初いかにもサンデーなラブコメスポーツモノ&いかにもバブル期な軽い男主人公で始まったものの、いつのまにか「アイスホッケー」も「南国」もログアウトし不条理下ネタダジャレ漫画になってしまった。絵柄が大きく変わったのも特徴的。

(※6)
個人的に大変燃えに燃えた十二支高校vs黒撰高校の18巻168発目「燕よ大空へ」より。
黒撰の野球ユニフォームのデザインがもはやユニフォームじゃねぇ…というために引用したつもりがギャグがないページの密度もめちゃくちゃ濃いということの証明になってしまった。
mf2.jpg

後で追記!!
関連記事

鈴木央先生は今週のチャンピオンで全後編書いてますよー
ひょっとしたら見逃してるかもしれないので念のためw
[ 2011/04/15 16:56 ] [ 編集 ]

> Ramda さん
うわーコメントありがとうございます!
先生のブログみてたのにすっかり忘れてましたっ
コメント見て仕事帰りにチャンピオン買ってきましたよ~ありがとうございます!
[ 2011/04/16 02:27 ] [ 編集 ]

ウィキの作品内容&登場人物紹介&コミックス第7巻まで読みましたっ

もしこの漫画が「読者を選ぶ」というのであれば、酒ひっかけて押しかけて居座って「なんでこのオレ様に存在を知らせなかったんだゴルァ!」と迷惑行為に及びそうなほどツボでしたよぉぉぉぉぉ!

大昔の【アストロ球団】や近年の【山下たろーくん】は「バカバカしすぎるほど熱血で荒唐無稽な世界」だったんですが、ギャグ漫画だった【すすめ!パイレーツ】(ひばりくんの作者江口寿史がデビュー直後に描いていた古典的ギャグで、当時のプロ野球選手たちが実名で登場、野球そっちのけで漫才を繰り広げていた)の要素を巧くアレンジし、ぶっ飛んだ独自のノリを実現してる。

鈴木信也氏は、王道熱血シリアス野球漫画とそのギャグパロ同人漫画を同時並行で同じ原稿に交互に描き続けていたのか(^o^)!
第7巻まで読んで「女性読者に熱い支持を得た」理由が、それこそ死ぬほどよく理解できました。…野球と漫画とボケとツッコミと男と女が大好きな原作者ですねぇ。

私はこれでも「プロ野球の話を始めたら相手がビビって逃げる」くらいです(^^;)。Yahoo掲示版は元々プロ野球の話をするためにID取得して、野球関連だけで3つほどHN持ってますし自分で作ったプロ野球関連トピックスも5年以上保持してますなー(自分でプレーしてたのは小学生の頃だけなんですけどね)。
TVゲームじゃほとんど無縁。ひたすらプロの織りなす技術のぶつかりあいと公式戦、日本シリーズ、メジャーの人間ドラマに萌えまくるクチ(motodouzinmoziya3というHNはいわば亜流。でも【神のみ】に惹かれて漫画カテに追っかけトピを立てて今に至る)。

熱烈贔屓の選手は元阪急ブレーブスのエースだった山田久志氏(現評論家)。現役選手で贔屓はイチローに松井秀喜、先日ポスティング表明した青木宣親。あとWBCでイチローと一緒に戦った当時の日本代表選手たちは、皆何かを身につけてると感じております。結構ミーハーチック(NHKBSは「イチロー見たさに」契約し嫁に白けられたが、彼がメジャー10年間で打った全安打の特番を録画してCDにダビングしてます)。

昔は超のつくアンチ巨人の阪神ファンだったけど、今は特定チームのファンではなく、名監督の采配とか名選手の決断や技術とか、「名勝負そのものに惚れる」タイプです(「江夏の21球」や「小林の14球」の話を始めたら止まりません)。

当然、野球ネタの漫画は超メジャーの【タッチ】はじめ、相応に読んでましたが、現巨人の小笠原道大の異名である「ミルターフルスイング」がそのままタイトルだったジャンプ漫画の存在を知らなかったのは大不覚でした反省。それにしても「イチローがメジャーリーグデビューした年に連載が始まり、第1回WBCの年に最終回になった」とは…。

24巻まであと17巻もありボリューム的にハードですが、古本屋で買い揃えてネタについていけるよう読破します(ある意味私に「読まなくてどうする!」って漫画ですこれは)。全227話もあるのに1話ずつレビューなさるおつもりですか!?ま、可能な限り私も該当話毎の自分なりの読後感をコメントすることで応援させていただきます。明日は第8巻探しにいくかな。
[ 2011/12/15 02:10 ] [ 編集 ]

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