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さよなら絶望先生第百四十七話 感想

第百四十七話「てりやき狂言」
先週のですよ。
今更ですか?
今回は幻想文学と、久米田先生のストーリー展開への志向と、新左翼についてうだうだと書いております。

☆サブタイトル
元ネタは泉鏡花の小説『照葉狂言(てりはきょうげん)』(1896年)。
幻想文学の古典ですね…久米田先生守備範囲広すぎ。

私の友人に「耽美大好き」な、泉鏡花の研究をしてる子がいて、本貸してもらったことあるけど…難しすぎて、読みきれんかった。「稲垣足穂と江戸川乱歩好きなんだったらお勧め!」っていわれたんだけど…きっと、江戸時代風味が濃すぎるのが苦手だったのかも。また読んでみるかなぁ。

ストーリーを岩波文庫から引用しておきます。つっても在庫切れみたいですが。

親のない美少年貢は年上の美しい女お雪を慕っていたが,「照葉狂言」一座の女座頭小親に愛され養われる.8年後,ひとかどの能役者となって故郷に帰った貢は,お雪の継母の陰謀で3人の関係が悪くなったのを知り,思慕と別離の悲しみを秘めてゆくえ知れぬ旅に出る.作者の亡母に対する情はその文学の基となり,本篇はその原型である.
岩波ブックサーチャーより引用)

いまって幻想文学廃れてるよね…SFとかファンタジーにお株を奪われてますな。映画とか演劇の世界では割とのこってる印象だけど。


☆今回のテーマ
「本格的すぎる!」
本格的すぎると周囲にひかれますよ…という話。


☆今回の構成
①2のへの日常(林間学校で先生が作った水っぽいカレーを食べる→口直しに本格的なカレーを!)
②テーマの提示(あんまり本格的過ぎるとひかれてしまう)
③一発キャラの登場(はぐれ刑事本格派)と一般的な例示
④キャラで例示
⑤カエレが話を展開(レクリエーションは?)
⑥可符香が扇動(本格的なキャンプファイヤーがしたいなぁ)
⑦オチ(本格的なお医者さんごっこ)

カエレが話を広げるのって珍しい!あと、何気に前回の設定(林間学校に来てる)を引き継いでるってのもポイントかと。いつまで林間学校続くかな?


☆キャラの日常を描くこと、ストーリー性をいれること
最近、テーマ設定の前にキャラの日常を入れてたり、地味に前回と話が続いてたりと、「さよなら絶望先生」の一話完結読みきりギャグのフォーマットの中に、ストーリーとか時間の流れを入れようとしてる気がします。

そういえば、インタビューとかでも
「まぁ、ぼちぼち作り方を変えていかなくてはいけないと思うんですけど、どうしたらよいものか。連載の中で新しいことをしようにも、なにをしたらいいいかわからないですしね。」
「当初はページ数がもう少し多かったので(続き物になる予定だった)。最終的には12ページ連載になったので、それだと普通にストーリー展開していたら話がまとまりにくいので、今の形になりました。」

(『ぱふ』2007年10月号インタビューより)
と、(かなり後ろ向きな言い方だけど)「絶望先生」で新しいことやストーリー展開をすることを模索してるんだろうな、ということが伺われます。


☆その他きになったところ
・一旧さんがインドへ行ってたことが再び活用されてる…
地味に、一旧さんのインドへ行ったエピソードが今回生かされてます笑

・はぐれ刑事本格派
久米田先生が描く刑事さんはいつもこの人ですね笑

・寺沢大介先生監修のアーリオ・オーリオ・ぺペロンチーノのレシピ
本格的すぎる笑。久米田先生凝り性ですねぇっ。いつか作ってみます!
そういえば、サンデーで始まったフレンチ料理の漫画「三ツ星のスペシャリテ」が、サンデーっぽいスタンダードな漫画で面白いです。

・中格派と中核派…
でた、新左翼ネタっ笑
久米田先生、かってに改蔵末期くらいから学生運動ネタとか新左翼ネタ多いです。
60年代~70年代の話だから、学生運動やってたのって久米田先生の親くらいの世代。
リアルで体験したわけではないだろうに、どこで興味を持たれたのか…

私も一時期、カルトとか新左翼とかについて調べるのに嵌ってましたが、きっかけは三田誠広の『僕って何?』を読んだことでした。あと、遊撃インターネットさんを初め、「共産趣味」な方々の影響もたくさん…。

うちの母校には、統一教会と中核派が元気に活動しておりまして、特に中核派の方々は広場でアジってたり、サークル棟が警察に踏み込まれたり、授業開始前や終了後に乗り込んできてビラくばったりしてましたねー。個人的にはゲバ文字っぽいフォントで書かれた看板が学校のいたるところにあるのに感動してました。

統一教会の人は、絶対に活動内容や正体について口を割らなかったので、見てる側としてはあまりおもしろくなかったですね…ただ、仲良かった子が統一にいってから人が変わったようになったことは本当に驚きました。宗教じゃないの?つっても完全否定で、ついには怒り出すし…

・夜明けは近い
岡林信彦の『友よ』ってフォークソングです。学生運動の象徴となった歌。
当時の日本のフォークソングって「反体制」なものが多くて、今のフォークのイメージとはかけ離れてます。今じゃ『友よ』も教科書とかにも載ってたりして、キャンプのスタンツ用の曲みたいになっちゃってますが。


☆巻末コメント
本格的にヤバかったよ。ハッピーマンデーだから。
月曜に印刷会社とかが休みになるため、入稿締め切りがやばくなる、と…
年末進行とかの「ギリギリ」具合は南国からよくネタになってますね。
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[ 2008/08/02 00:40 ] さよなら絶望先生感想 | TB(0) | CM(0)

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