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神のみぞ知るセカイFLAG149感想~小説を読むという行為を漫画で表現すること~

メモ:神のみアニメ最終回凄かったですね……!!
いろいろな意見があるでしょうが、私はあのラストは凄く好きです。
感想も…そのうち…8月になったらアニメ感想はコンプしたいと思ってます。
最近あまり更新できなくて(時間的に)欲求不満気味ですよぐぬぬぬ

FLAG149「私について」

よみましたっ
今週はぜひ紙面で読んでいただきたい……!!

桂馬が図書館を去ったあと、独り小説を執筆していたらしい栞。
栞が眠ってしまった間に図書館に戻ってきた桂馬は、完成したらしい小説を手に取ります。

☆栞の小説を読んで、栞の生活を追体験する桂馬
↑と、いう感じで私は解釈しました。

以下、11ページにわたって栞の小説の内容が誌面で表現されているのです。
これがホントにすごい。
言葉の羅列から、抽象へ、そして具体的な栞の日常風景へ…という展開は鳥肌ものです!!!

誌面まるまる1ページつかった原稿用紙に、「私について。」という一文から栞の小説は始まります。
そして延々と連ねられる、栞が読んだ本の題名と一言の感想。
やはりマゲモノ×探偵?推理モノが好きなんだな、という彼女の嗜好がうかがわれます。
さらに、絵画について、外国について、そして恋について……。
彼女はどんな本でも読んでいるけれど、そういった本に興味があるのかな、と思わされます。
そして、滝のように流れる題名と一言感想の数々は、「今まで読んだ本」じゃなくて、「今週読んだ本」。

栞が読んできた本にはいろいろな本があって。
その断片的な、だけど確実に読み手にも伝わるような、本への想いが、言葉と視覚によって表わされています。
flag149003.jpg
原稿用紙→言葉の洪水→そして、言葉が形を創り出す。
アンバランスな四角の箱に入れられた言葉たち。それは栞の机に積み上げられた本のようです。

そこからあふれ出るのは、栞の本への愛情で……

でも、今の彼女の中にある世界は、本への愛情だけで出来ているわけではありません。
原稿用紙→言葉の洪水→言葉から作られる形→そして「人間」。
flag149006.jpg
抽象的なかたち、だけど人間の形をもったシルエットで、図書館で栞とともに住まう人々について描写されます。
攻略以降、栞の人間関係は大きく変わったんだ…ということを実感させてくれます、思わず涙が…!!

で、ですよ……!!!
ここで見開きで、図書館での生き生きとした人の営みが、とても鮮明に描かれるんですよ……!!!
桂馬が、栞の今住んでいる世界を見た瞬間。
見開き1ページめには人の姿がなく、2ページめをみると人の営みを見れるというのがまた……!!
flag149008.jpg
図書館の女王だった栞が、今は外で本を読むのも好きと。人がいる図書館も悪くないと。
ここでは、栞は図書館の中心人物ではありません。図書館に集う人々の1人でしかない。

本は人が書いて、人に伝えるものだから。だから、本があれば、栞はどこへでも行けるんです。

そして、ページをめくってあらわれるのは、見開きをつかった栞からの不意打ちの告白。
ここまで鮮明に図書館の風景を描き表わしておきながら、ここで一気に原稿用紙に戻るあたりがもうううう!!!!
flag149010.jpg
見開きで原稿用紙2枚、一文だけの、栞の告白。これだけシンプルで、そして贅沢な告白シーン、今までの漫画にあっただろうか……!!!

不意をつかれた桂馬の表情もたまらんです……かわいい。

そして目覚める栞…とおもったら女神だったという。
栞と分離している描写もあったけど、今度は二心一体なんですかね?彼女の出現の仕方がよくわからない。
これまでは鏡を通してしか二人が顔を合わせている描写がなかったからなぁ

女神は「アポロが言ってたから、知らない人とは話さない」と言ってますね。
ということはアポロの警告を見て潜んでいたわけかぁ…

目覚めた栞に、桂馬は「ボクは今までの栞の話で、これが一番好きだよ。」と。
栞にしか書けない話だからと。

もおおかっこいいなぁこいつは…!!
そしてですよ、ボクと栞の物語はまだ終わらない宣言!!!!

最後の桂馬がね……!!!栞の頬にキスする桂馬がね……!!久々にキザでかっこよくてもおおおおおね!!!
栞の唐突な告白読んだ後のびっくり&照れた表情とのギャップがもおおおおおね!!!ごろごろごろごろごr

栞攻略の時の、王子様のような演出を思い出しましたよ……!!
桂馬もきっと、それを意識しているんだろうけどね。
最後の、「続けなくちゃいけないんだ」という桂馬のモノローグに、彼の主人公としての覚悟が込められているような気がします。


最後の女神がだれなのか……ということに興味がひっぱられていましたが、栞の物語関連は、ホントに若木先生のアイデアがたっぷり詰まっていて鳥肌モノでした!!!
このアイデアを実行しようとした若木先生と、誌面に載せた石橋さんに賛美の言葉を全力で送りたいです!!!!

来週も楽しみ!!!!


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初コメです

 初めてコメントさせていただきます。いつも神のみぞ知るセカイの感想を楽しんで読ませてもらってる者です。
 今回はすごく前衛的な試みでしたね。「手抜きだ」みたいな意見もちらほら散見されますが、とても面白かったと思います。
 個人的には、栞が書いた物の順番に着目したりしました。はじめは本で、次に変化した自分や取り巻く人々、そして最後に桂馬への告白。本が大好きで、前と変わった自分にも驚いているけど、今一番頭の中を占めているのは桂馬なんだ、ということが強調されている気がするのは私だけかな・・・
 長文乱文失礼しました。これからも愛のこもった神のみ記事期待してます。

 
[ 2011/07/07 00:20 ] [ 編集 ]

これもうジブリに売り込めるだろwというレベルのお話でしたね

あー!そうか「図書館の使用者の一員でしかない」か
その発想は無かったな
おれは「図書館は城」から「図書館はどこへでもいける場所」へかわって、内向性が外向性にシフトしていることを必死に語っているというところまでしか考えてなかった。


しかし、鬼ーさまモード継続中(ひぃいい
[ 2011/07/07 20:59 ] [ 編集 ]

コメントありがとうございます!

>プラスノートさん
初コメントありがとうございます~
いつも読んでくださってるのですね、嬉しいです!
忙しくて以前のようにこまめに情報更新できないのですが、毎週の感想だけは続けていきたいと思っています~!

今週の神のみは原稿の時間短縮という事情もあるのかもしれませんが、ちゃんと漫画として成立しているのが本当にすごいと思います!!
>栞が書いた物の順番
なるほど…!本からだんだん世界が広がっていって、それでも今一番頭にあるのは桂馬のことなんですね…!

>キャンディ_japan さん
実際、テレビというよりも映画館のスクリーンとかの規模の大きいところで見たら映えそうな映像だとおもいましたw>ジブリに売り込める

図書館の使用者の1人になった、というより、栞が自分以外の図書館の使用者の存在を受け入れたってほうが適切かもしれませんねー。あの見開きの図書館は何度みても鳥肌です…!!

鬼ーさまは大車輪の活躍ですねー!
このままもうひとりの発見までつっぱしるんでしょうか……
[ 2011/07/08 22:09 ] [ 編集 ]

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