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【ミスフル10周年&文庫化記念企画】Mr.FULLSWING第1話感想【行けるとこまでやってみる】

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☆嬉しすぎて鼻血でそう
ミスフル10周年!!そして文庫化!!!おめでとうございます!!!
いかにも鈴木先生らしいサービス精神旺盛な作りの文庫版となるようでwktkが止まりません…!!
表紙もキャラ紹介ページも新作漫画10pも全てが楽しみ過ぎてですね…!!
これを機会に再びミスフルを手に取ってくださる方が増えたらいいなと!!
あわよくば新しい読者の方が増えたらいいなと!!
私自身ももっとミスフルを楽しめたらいいなと!!

そう思ってミスフルのレビューをできるだけやっていきたいと思っていますー。
去年、久々に読み返して犬飼くんがとても好きだということに気づいてしまったので笑、彼が出てきた時のレビューはお祭り状態になるかとは思いますが……

各巻レビューでもいいかなと思っていたんですが、1話読み返すたびに普段の神のみレビュー並みの量の感想が飛び出すので笑、全話レビューやりたい気分です…!出来るだけ続けるつもり。普段サンデーや神のみ目当てで来ている人は煩わしいかもしれませんが、ぬるい気持ちでスルーしていただければ幸いです…サンデーも書くからね!!

えーと、1話のレビューですけど、先の展開の話もバンバン出てくるので、ミスフル未読な人でネタバレ嫌な方にはおすすめしません…。後の展開等に触れてるところは一応灰色にしておきます。

1発目 露出男と眼鏡女

☆第1話はまさにコメディだったなぁと。
登場シーンからかなりダメダメ主人公っぷりがうかがえますよねw
主人公が、女子更衣室をダチと覗くという、学園コメディの王道で始まるんですよ。

さわやかさのかけらもない主人公ktkr!!!

で、この後怒涛のギャグ展開が繰り広げられる訳ですが。
極端なまでに正反対なものをもってくるのが特徴的です。
コントラストがはっきり。ベタを追求した結果、個性的になっている感じ。

一番最初のギャグのお嬢様+ヤンキー武器とか、猿野が女子に見つかってから自ら女子更衣室に突入するとかね。
特に女子更衣室にカメラもって、しかもまがまがしい武器をもった女子ふたりを肩に乗せて突入するシーンは、彼の女子に対する節操のなさ、バカバカしい勢いと怪力っぷりを印象付ける効果としても素晴らしいと思います!!

女子ならなんでもいいってくらいの節操のなさですが、だからこそ凪さんへの一目ぼれと、4話での決意が生きてくると思います。

コントラストがはっきり&ベタを追求した結果個性的になっているというのは登場キャラクターについても言える気がします。これはまた後の感想で…。


☆静と動のギャグ
1話のギャグは、静→動という流れが多い。(無言のコマの使用)
後々、動動動→常に加速&試合シーンに一発切り替えになるとは思えないくらいにw
それだけ、1話目というのは練って作られていて時間的にもページ的にも余裕あるってことなんだろうな、と。

女子の猿野に対する落書きの容赦のなさwwwしかしなぜ自殺前の人みたく学ランがきっちりたたまれていて、さらに靴が揃えられているのかwwwそしてこかんの布!ww

そしてこの、女子たちにぼこぼこにされた後のモノローグに、鈴木先生のギャグセンスが光っていると思う

「春の日差しに木々が鮮やかに色づき始める4月――ここ十二支高校も元気いっぱいな新入生達であふれていた――――」

「猿野天国一年B組彼女いない歴15年

彼の元気いっぱいさに女性陣もありったけの誠意で答えていた」

「『すべては彼女ゲットのため』この時 彼の顔は何かを成し遂げた男の顔であった」


これは今までの流れと画面がないと面白くない。漫画らしいギャグなんだけど言葉のセンスも問われるという…!!(うまく説明できないらしい)

このページに天国の対比としてサッカー部員&女マネのラブラブカップルの会話を挿入し、彼の満足しきった顔と情け容赦ない落書きと裸、そしてうえのモノローグで彼のキャラクターはきっちり確立してる!みごととしかいいようがない。


そしてこの情けない主人公が一生懸命頑張る姿、それが我々のこころを打つわけですね…!!!


☆鬼ダチ沢松のこと
後々死亡扱いされることが定番ギャグとなる感がある沢松だけど、1話では逆に天国を弔っているのかw

キン肉バスター、ジャギ様、DBのグレートサイヤマン編…一話からジャンプネタ多いな!!
そういうジャンプネタの中にさりげなくときメモの「伝説の樹」ネタを織り込むあたり、信也先生のコッソリおたくっぷりがうかがわれる。(あと「強制イベント」とかのゲーム用語ねw)

覗きの時のスポーツカップル、そして直後の好きな子からの「野球部に彼氏いる」宣言からの「高校球児が憎い」「高校球児の毛という毛を剃り尽くす」発言。その前にしっかり老人ネタ(静)もいれて怒り(動)がわかりやすくなっているギャグ構成。

一緒に覗きとかしつつ、いざというときストッパー役となる沢松はぼっちゃんぽいなーと連載当時から思ってたけど、彼は実はいいところの坊ちゃんだという話が連載後、今は亡き鈴木先生のブログで明かされていました。元気ハツラツな猿野と気弱な坊ちゃん(妄想)の沢松がどうやって仲良くなったのか妄想が広がるね!!幼稚園から一緒って!!しかも天国の振られエピを全部覚えてるって!!鬼ダチだよなぁまったく。思ったのだけど黄泉や九泉と別れたのっていつだろう?幼稚園入る前なんだろうか。沢松は猿野家の家庭の事情知ってたんだろうか。こんだけ付き合いが深いと知らなかったとしてもどこかのタイミングで話してそうだよね。二人の関係妄想楽しい。とりあえず幼稚園受験失敗して普通の幼稚園はいって小さくなってた(そして家族に冷たい目で見られてた)沢松に猿野が声かけて仲良くなったと脳内補完しておきます。

沢松の講義、女人はズバリ部活男にメロメロ理論。

運動部か、文化部かの選択でも猿野は適当っぷりを発揮。運動は嫌だ、に深い意味をつけようと思えばつけれる(黄泉と比較され、野球の才能のなさを九泉につきつけられて捨てられたというトラウマからの発言、とかね)わけだが、多分1話の時点では考えてなかったんじゃないかな…

☆やはり鍵は凪さんの存在だと思う
ウェイトリフティング部へ行く二人。「腕っぷしに自信あり」の伏線。
猿野の負けず嫌いな面も演出してる。(少年漫画の主人公ぽいな!)

「今まで俺に喧嘩を売ったやつはことごとく…自信をつけて帰っていったぜ」


真剣な顔+で、またしてもコントラストはっきりしたギャグ。
ここまで非常に男くさい漫画である…

が、ここで凪さんが登場した時の華やかさといったらなかった。
画面がら作者の、このヒロインにかける愛が伝わって来るようであった。

…はい、スポーツラブコメですね!!

凪さんはリフティング部に筋トレ用のダンベルをとりにきただけで。
凪さんの印象を良くしようともう、調子にのって大ボラ吹きまくるわけですよ、明らかな嘘を笑。自分はすごい野球選手だって。そのお調子ものっぷりにイらっとするか笑うかは人それぞれ。

そして今まで高校球児に憎悪を燃やしていたのに、凪さんのためなら「永遠の野球少年」なんていっちゃうし。打球校舎越え宣言。

そして十二支の伝説へ。止まっていた十二支の伝説と、それを再び動かした猿野。ここの演出は鳥肌ものでした。かっこいーー!直後に腰痛めてへたるあたりがギャグ漫画なんですけどね。

今思うと、この伝説が動き出す、はすごく考えさせられるものがあるなぁ。


偶然なんかじゃなく、猿野は野球をやるべくして十二支に入学し、十二支を甲子園に導く運命にあったんじゃないか。それは大神さんの潰えた夢と、強い想いがひき寄せた運命じゃないか。そもそも他のメンバーが十二支にあつまったのだって、神がなせる技だとすれば…。まさに大神さんはミスフル世界の神なのかもしれない。じゃあなんで、一年目華武と正式に試合もせずに負けちゃったのか。とおもったりしたんだけど、それって芭唐が華武に入ったのが神の想定外のことだったんじゃないかなと思うんだよね…イレギュラーが発生した。それは犬飼と御柳の理不尽な確執で。本来は御柳も十二支に入って、レギュラーになってたんじゃないかなって。ちょっと思うんだよね。だから十二支は甲子園優勝(おそらく)までかなり回り道をしたんじゃないかな。「大神さん」の存在が、ミスフルを一気にメタフィクション妄想に狩りたてます。大神さんについては、ほんとに必要最低限しか描写されていないしね。

で、一話を読んだ当時の感想は、南国アイスみたいだ!でした。

このままラブコメギャグ路線にすすむのか、それとも最後のモノローグのようなシリアス路線に進むのか。どっちも書けそうな作家さんではあるよなぁって。

で、天国の印象ですよね。馬鹿で女好きだけど何かやってくれそう、なわくわく感は凄い。でも、凪さんへの想いの強さがまだこの時点では不明確で。ここから4話へかけて凪さんへの想いを強くしていく展開が、まじで神だよーースポーツラブコメ好きとしてはもうっ名作と言わざるをえないんだよーーー!!

関連記事

一発目に寄せて

いやいやいや、もうね第1巻第1話(この漫画的に表現すれば初HRか?)からねいっぺんで惹かれましたね。

あまりに爽やかなくらいバカで助平でそのくせムチャクチャ熱くて純情」これ以上分かりやすいキャラないわー!と感じた猿野天国

で、彼の最初の強力ボケツッコミ相方となる沢松健吾。
漫才コンビはどっちも猛烈に頭の回転が速くなければ務まらないが、「ツッコミ役はマジになったら最強軍師」てな側面をちゃんと備えてる。読み進むほど「只者じゃねぇわこの漫画」になるんですが、申し分ない登場っぷりです。

一目惚れした女のため「だけに」無鉄砲な入部に挑む、あたりはスラムダンクの桜木花道タイプなんですが、猿野の場合は、シリアスとギャグの落差幅において超絶的でさえある。

ここまでやるかのギャグキャラ徹底ぶりが、本筋のシリアス度が増すほどにさすがに乖離感が大きくなってもくるんだけど(^^;)。

そもそも「露出男を眼鏡女が見たらただの公然猥褻罪だろが!」とタイトルからしてボケツッコミで。

ところが凪ちゃんの登場の仕方が鮮烈極まる。眼鏡女子には違いないが瞳からズレているので眼鏡が眼鏡じゃなくて単なる飾りになっているのがまたよろしい。

>久々に読み返して犬飼くんがとても好き

一見ミーハーに見えて実は超ディープでしょその趣味(^^;)。
彼はスラムダンクでいう琉川の立場なんですが、途中からしっかりとギャグ面でのツッコミ要員でレギュラー化するんだもんなー。

>全話レビューやりたい気分

本当に成し遂げたら「1回表の先頭打者から9回裏の最終打者までをすべて省略せずに描ききった野球漫画」並みの偉業となりましょう。(未だに、そんな漫画の記憶がないのです…)

>女子更衣室をダチと覗くという学園コメディの王道
>さわやかさのかけらもない

重要なのは「二人連れでやる」ところ。単独だったらただの変態なんだけど(^^;)、亡き父曰く「最後まで信頼し合える男同士ってのは、一緒に女遊びした仲」なんだそうですから、ある意味任侠道(ヤクザじゃないけど)に通じるのです(覗き行為が?)。

>極端なまでに正反対なものをもってくる

確かに。熱血シリアス王道野球と下品極まる下ネタギャグを、同じ漫画のページの表裏で描いてしまうセンスは飛び抜けてます。

>女子ならなんでもいいってくらいの節操のなさだからこそ
>凪さんへの一目ぼれと4話での決意が生きてくる

ある意味、そこには「根が純情な野郎の共通DNA」があるんですよ。何歳になっても浮気が止まない男ってのは、一生の放浪者でね。

>彼の元気いっぱいさに女性陣もありったけの誠意で答えていた
>彼の顔は何かを成し遂げた男の顔であった
>ギャグなんだけど言葉のセンスも問われる

裏読みと皮肉が入るがネアカだから笑えるギャグになるわけです。「こうとも言える」表現そのものが読者を笑わせるんですね。

>情けない主人公が一生懸命頑張る姿が我々のこころを打つ

いわば天国は“読者の心”という名のボールを豪快に振り抜いて捉えたってことでしょう。
第1話の「伝説超えの打球」というのは、その飛距離がミスフルのジャンプ誌上で目指す地位の象徴になってたんだね。(ずっと後半、最終期に彼の血統が明かされて隊長がショックを受けたのはよーく分かります)

>ジャンプネタ
>ときメモ「伝説の樹」ネタ
>コッソリおたくっぷり
>強制イベントゲーム用語

どことなく【神のみ】の原型を見る気もしてきますなぁ。

>好きな子からの「野球部に彼氏いる」宣言
>「高校球児が憎い」「高校球児の毛という毛を剃り尽くす」
>老人ネタ(静)怒り(動)

恋の恨みと食い物の恨みは怖ろしい、という故事成語(?)を、21世紀初頭になって改めて描写してたんですね。

>一緒に覗きとかしつついざというときストッパー役となる沢松
>いいところの坊ちゃんだという話が連載後明かされてました
>どうやって仲良くなったのか妄想が広がるね!!
>天国の振られエピを全部覚えてる!!
>鬼ダチだよなぁ
>普通の幼稚園はいって小さくなってた沢松に
>猿野が声かけて仲良くなったと脳内補完

そのへんに●女子を引っ張り込むトラップもしっかり仕掛けられてる。もっとも第1話ではむしろ沢松のキャラに感情移入しかけて、第7巻まで読んだ時点では「自分が作中に乱入するなら沢松だな」と。

>女人は部活男にメロメロ理論

文化系の人間が理論化するから大笑いなんだけど、今はぜひ桂馬にこの理論をゲームジャンル的解説願いたい(沢松と桂馬で論争してみたら面白そうだ^^;)。

>運動は嫌だ、に深い意味をつけようと思えばつけれる
>(黄泉と比較され、野球の才能のなさを九泉につきつけられて
>捨てられたというトラウマからの発言、とかね)
>多分1話の時点では考えてなかったんじゃないかな…

所詮ド素人が超人的な野球の結果など出せるのは不自然だ、という周囲の圧力とか作者の自省とかでそういう「サラブレッド設定」が後から追加されたとしたらいささか哀しいですが、逆に作品全体に説得力を持たせたという効果もあったかもね…。(あのシリアスとギャグの落差には説得力も何もないんだけど^^;)

>「今まで俺に喧嘩を売ったやつはことごとく…自信をつけて帰っていったぜ」

吹いたセリフの一つです。ボケツッコミの基礎だなー。

>凪さんが登場した時の華やかさといったらなかった
>作者のこのヒロインにかける愛が伝わって来るようであった

「羽根が生えた女の子って絵が死ぬほど嫌い」なんていう人もいらっしゃるみたいですが(^^;)、それは逆に言えば、熱血主人公が一目惚れをする時には、相手のヒロインには羽根が生えているように見える、の証明でしょう。凪ちゃん登場のコマはまさしくそれですよ。

>印象を良くしようともう調子にのって大ボラ吹きまくる
>イらっとするか笑うか
>今まで高校球児に憎悪を燃やしていたのに、
>「永遠の野球少年」なんていっちゃうし

私の場合は「それだそれ!そうだからジャンプの主人公!」と感じましたね。

>止まっていた十二支の伝説を再び動かした演出は鳥肌もの
>直後に腰痛めてへたるあたりがギャグ漫画

【神のみ】の『とっくに1番とってるよ』が痛烈投手返しのライナーなら、【ミスフル】の校舎超え弾はそれを一直線斜め45度で突きだしたようなもんです(14年ほど前のイチロー曰く「ホームランとキャッチャーフライは紙一重」)。
野球と漫画とボケとツッコミと男と女が大好きな作者のこれ以上ない名刺

>伝説が動き出す、はすごく考えさせられるものがある
>猿野は野球をやるべくして十二支に入学し、
>甲子園に導く運命にあったんじゃないか
>大神さんの潰えた夢と強い想いがひき寄せた運命

偶然の積み重ねが過去になって線で繋がると運命に化ける。それは恋愛でも人生でも一緒です。だから人間は面白い

>一話を読んだ当時の感想は、南国アイスみたいだ!
>ラブコメギャグ路線かシリアス路線か
>どっちも書けそうな作家さんではあるよなぁって
>天国の馬鹿で女好きだけど何かやってくれそうなわくわく感
>4話へかけて凪さんへの想いを強くしていく展開がまじで神
>スポーツラブコメ好きとしてはもうっ名作

「スポーツコメディ」のジャンルに入れるのがためらわれるくらいの徹底ギャグと、触ると火傷しそうなくらい熱い王道シリアスとを、よくぞ同居させていたもんです。
【タッチ】と【南国アイス】を同じ作品中でやったら自己崩壊するけど、ある意味ジャンプだからここまでやれた作品だったのかもしれません。

隊長が記事にした回には必ずコメントしますので、お役に立てれば本望です。
[ 2011/12/15 22:21 ] [ 編集 ]

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